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【ヤマザキナビスコカップ 磐田 vs 横浜FM プレビュー】まずは失点をを抑え、決めるべきところを決めたい磐田。お互いの総力をぶつけ合う戦いに期待。(06.06.08)

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6月8日(木)ヤマザキナビスコカップ 磐田 vs 横浜FM(19:00KICK OFF/ヤマハ)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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ホーム&アウェイの第1戦は、土壇場の久保のゴールで横浜FMが2-1で先勝。その結果、磐田ホームでの第2戦は、非常にスリリングな展開が期待できるゲームとなりそうだ。

ナビスコカップでは、今年からついにアウェイゴールを重視するレギュレーションが採用されたため、2試合の得失点差が同じになった場合、アウェイでの得点が多いほうが勝利を得る。したがって、アウェイで1点取っている磐田は、この試合に1-0で勝てば準決勝への切符を手にすることができるわけだ(もちろん引き分け以下では敗退)。また、2-1で磐田が勝った場合は、30分の延長戦となり、それでも決まらなければPK戦。3-2の場合は、逆に横浜FMがベスト4に進むことになる。

そのため、1つゴールが決まるごとに情勢が大きく変わり、両チームとも戦い方を変えざるを得なくなる。特に、磐田が先制点を奪った場合は、お互いに難しい駆け引きの中での戦いとなり、ホーム&アウェイの醍醐味を大いに味わえるゲームとなるだろう。

そうした事情もあって、ホームの磐田としては、まずは失点を0に抑えることが重要になる。特に第1戦では、事前に「攻守ともにセットプレーが非常に重要」(山本監督)と大いに警戒していながら、終了間際にセットプレーで失点して、逆転を許してしまった。選手たちも、その点は大いに反省しており、横浜FMの最大の武器であるセットプレーを抑えきれるかどうかが、まずは大きなポイントになる。もちろん、そこは練習でも重点的に取り組んでおり、その成果を出せるかどうかに注目したい。

また守備に関しては、ここ3試合不動のメンバーで戦っており、連携面もかなり向上しているし、22歳のセンターバック・大井健太郎も自信を深めてきた。ボランチ・菊地直哉の守備センスも光っており、横浜FMの攻撃に対しても、そう簡単に崩されている心配はないだろう。

攻撃面では、土曜日のゲームでも前半は相手を上回る決定機を作れていたし、攻撃陣の調子もまずまずなので、あとは毎度のことながら、決めるべきところを決められるかというところ。「前半のチャンスで、もう少し落ち着けなかったところが若さだろう」と山本監督は第1戦を振り返ったが、ホームでは逆に若さの勢いを見せてほしい。
ただ、代表やケガなどで6人もの主力を欠く中でも、山本監督が目指すサッカーはかなり表現できているため、ここで準決勝進出を決められれば、若い選手たちの大きな自信となる。その意味でも、磐田にとって大きな意味を持つ一戦と言えるだろう。

一方、アウェイの横浜FMとしては、引き分けでもOKなので、やはり失点は最小限にとどめたいところ。ただ、2点取ればかなり優位に立てる(磐田は4点取らなければならなくなる)ので、早めに試合が動いた場合は、アウェーでも攻めのサッカーを展開する可能性がある。
また、第1戦の決勝ゴールで「吹っ切れた」と語った久保の出場時間も、より長くなることが予想され、それも楽しみな要素と言える。磐田の側から見ても、これまで久保には何度も痛い目にあっており、大いに警戒感を強めているはずだ。

序盤は互いに慎重さを見せるだろうが、どちらかが点を取れば、一気に試合が動き始める可能性が高いゲーム。緊迫感十分の戦いの中で、どちらが先に限られたチャンスをゴールに結びつけられるのか。両チームの集中力や勝負強さといった面や、臨機応変なゲームコントロールという部分も含めて、まさに総力をぶつけ合う戦いとなるだろう。

以上

2006.06.07 Reported by 前島芳雄
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