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【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 千葉 プレビュー】上昇気流に乗るC大阪がカップウィナーをホームに迎える第一戦、先手を取るのはどちらのチームか?(06.06.04)

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6月4日(日)ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 千葉(15:00KICK OFF/長居)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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リーグ戦では最下位に甘んじるC大阪が、じわじわと調子を上げている。4月18日に就任した塚田雄二監督のもと、リーグ戦は4試合で2分け2敗の成績だったものの、5月に行われたナビスコカップ予選リーグの4試合は2勝2分けで乗り切った。結局Dグループ首位で準々決勝に駒を進めたことで、チームには自信が生まれ始めている。

自信の根拠になるのは、失点が減っていること。リーグ序盤では大量失点に泣かされたが、リーグ中断前の2試合は、清水と川崎Fに対していずれも1失点。さらにナビスコカップ4試合での失点は計4と、堅守はよみがえりつつある。また、終了間際のゴールによってドローに持ち込んだり、勝ちに結びつけたりという試合が多く、粘り強さも戻ってきた。「簡単に負けなくなった」(西澤明訓)、「守備の意識が高くなり、向上していると思う」(吉田宗弘)と、変化は選手たち自身も実感している。

予選リーグ突破が決まった大宮戦(5月21日)後、塚田監督は、「せっかくのチャンスなので、少しでも上にいけるようにいろいろな準備をしたい。次の試合まで少し期間があくので、選手のコンディションの部分も調整できる。相手についてはじっくりこれから対策を練りたい」と語った。その言葉どおり、C大阪は約10日間にわたって、フィジカルトレーニングからゲーム形式の練習までを精力的にこなした。そのなかで、3バックシステムにも取り組んだ。塚田監督が就任して以降は4バックを基本にしてきたが、「相手の出方や状況によっては3バックでいったほうがよい場合もある。後手を踏まないよう、3バックと4バック、どちらもできるようにしたい」(塚田監督)との意向からだ。果たして千葉戦ではどちらのシステムで臨むのか。予選リーグとは違ったフォーメーションになる可能性もある。

一方の千葉は、日本代表メンバーに選出された巻誠一郎が不在。しかし、1トップのハースと、2列目のクルプニコビッチ、羽生直剛らの連係もスムーズで、両サイドの選手も積極的に攻撃に絡む。C大阪とはすでに一度リーグ戦で対戦(4月8日、第7節)しており、そのときはすばやい攻撃から序盤で2得点をあげ、終始優位に試合を進めた。この試合で、C大阪のシュートはわずかに3本。スコアこそ1点差だったものの、千葉が完勝をおさめている。

「巻がいなくてもチーム力は落ちないだろう。オシム監督がチーム全体をコントロールしているし、巻以外の選手が力を発揮してくるはず」。C大阪・塚田監督は、警戒を緩めない。それは選手も同様で、森島寛晃は「相手はよく走るし、全員でディフェンスをしてくる。非常に戦いにくい相手だ。前回のリーグではやられているだけに、今度はうちがいいところを出したい」と意気込む。

準々決勝は2試合のトータルで勝敗が決まる。「ホームでの試合は無失点で抑えたい。そしてリーグにつながる内容の試合をしたい」と、吉田は言う。カップウィナーである千葉との対戦に、「(リーグで)上位のチームと試合をすることで、今の自分たちの力がどこまで通用するか、目安になる」と、塚田監督。今後を見据え、どう戦い、どんな結果を出すのか。注目の一戦になりそうだ。

以上

2006.06.03 Reported by 横井素子
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