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【2006FIFAワールドカップTMドイツ大会 選出メンバー記者会見】広島:駒野友一選手のコメント(06.05.15)

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「FIFAワールドカップドイツ大会のメンバーに選ばれて、素直に嬉しいです。ドイツに行って試合に出られたら、自分のクロスで世界中を湧かせたいと思っています」

Q:メンバー入りは、どこでどんなふうに知ったのですか?
「練習が終わって、ちょうど家に2時くらいに着いたんですが、その時まだジーコ監督が発表していなかったので、急いで家に上がって、嫁と二人でテレビを見ていました」

Q:ジーコ監督に名前を呼ばれた時はどのような気持ちでしたか?
「あんなに早く名前が呼ばれるとは、思っていませんでした」

Q:実感は湧いてきましたか?
「名前を呼ばれたときは嬉しかったけれど、まあ、これからですね。監督からじかに名前を呼ばれたから、特に嬉しかったです」

Q:チームメートや関係者の方からはなにかお祝いされましたか?
「メールや電話をいただきました。今回、僕がワールドカップに選ばれたことは、自分1人の力ではないと思います。今まで僕に関わってくれた指導者の方や広島の関係者、スタッフ、選手たちがいたからだと思うんですね。それにサポーターの方々が僕に力を与えてくれたから、今、自分がこの場所にいることができる。そんな感謝の気持ちをドイツに持って行きたいと思います」

Q:広島創設以来、初めてのワールドカップ日本代表ということになりますが?
「サンフレッチェ広島の代表としてワールドカップに出ることが、自分にとっての目標でしたので、一番嬉しいです。(広島ユース出身としても初めてのワールドカップ戦士になりますね?)そうですね。広島に来たことが間違いではなかったことを今日証明できました。ただ、ワールドカップが終わった後、ドイツに行って成長したな、と言われるようにしたいと思います」

Q:今回は、今までの代表選出と違って特別なものでしたか?
「五輪の時は大会前にケガをして、どうなるかっていう気持ちだったんですが、それと今回はまた違っていましたね。やっぱり、A代表としてワールドカップのメンバーに選ばれたわけですから。ただ、自分の立場はボーダーライン上でしたし、常に試合に出てアピールしなければいけないと思っていました。合宿に行ってもいつもサバイバルだと思ってずっとやってきましたから、今日の発表の日は自分としては後悔なく迎えられました」

Q:駒野選手の代表入りは去年の7月で、タイミング的には遅かったと思うんですが、その中で焦りはなかったんですか?
「焦りはなかったです。去年は何回か試合に出させてもらって、納得のいかないところもありました。今年はその課題に取り組むつもりで練習していたので、そのあたりがアピールになったと思います」

Q:一番どんなところをアピールしていたのでしょうか?
「ディフェンスでは1対1では相手に抜かれないことで、攻撃ではクロスですね」

Q:ここ5試合、代表では試合出場がなかったですが、影響はなかったですか?
「練習の中でアピールしていけば次につながると思ったので、ネガティブなことは考えずにポジティブなことを考えてやっていました」

Q:残念ながら、チームメイトの佐藤寿人選手は選ばれなかったんですが。
「寿人(佐藤)が選ばれなかったのは本当に残念。自分が選ばれたのはもちろん嬉しかったんですけど、寿人と一緒にドイツにいきたかった。自分がやれることは寿人の分まで頑張ることだと思います」

Q:ワールドカップで戦うイメージはできましたか?
「自分の持ち味であるクロスからゴールを決めるというイメージを、まずたたき込みました」

Q:ワールドカップというのは、改めて駒野選手にとって、どういうものでしょうか?
「小さい頃からの夢だったので、それが今日達成できるということで、素直に嬉しいと思います。でも、これに満足してはいけない。自分はこれで終わりではないし、次もあると思うので、とにかく目標に向かってやっていきたいと思います」

Q:今回はオーストラリア、クロアチア、ブラジルと対戦しますが、特に戦ってみたい選手は?
「オーストラリアだったら、元同僚のポポヴィッチとドイツのピッチで戦ってみたいです。ブラジルは、やはり同サイドのロベルト・カルロスを止めてサイドを支配したいです。サイドの選手として世界一うまい選手だと思うので、その選手と対戦して勝てるように積極的にいきたいと思います」

Q:今回の出場選手の中で駒野選手が一番年下になりますが、それについての思いはありますか?
「今、初めて知りました(笑)。年下ですが、積極的に先輩の方々とコミュニケーションをとって、良い仲間になりたいです」

Q:アテネ世代では唯一の招集ですが、それについてはどうですか?
「アテネ経由ドイツ行き、という言葉が達成できて嬉しいです。アテネ世代のメンバーのことを思って、それを自分の力にして、ドイツで頑張りたいと思います」

Q:どういう点をジーコ監督に評価されたと思いますか?
「戦術を守ってプレーしたこと、攻撃では自分のクロスを見てもらったと思います」

Q:2003年に左ヒザの前十字を切り、エコノミークラス症候群にもなってしまった。アテネ五輪も一時はあきらめかけたこともありましたが、その時、この日がくることを想像していましたか?
「その時は、先のことを考えられなかったです。正直五輪のことで精一杯で、ドイツのことは見えていなかったですね」

Q:2004年のジーコ・オールスターに選出されたのが、初めてジーコ監督の前でプレーした試合だったのですが、あの時はドイツを意識していましたか?
「あの試合は、今まで代表で貢献した人を選ぶということだったから、その中で自分が選ばれて驚きました。その時、ジーコ監督が自分のプレーを見ていてくれていたんだな、という想いになりましたね。その後は東アジア選手権まで代表に選ばれていなかったんですが、その間も自分のプレーは(ジーコ監督に)見られている、という気持ちになれました」

Q:両サイドができるのが駒野選手の特徴だと思うのですが、そのあたりは練習でも見てもらっているのですか?
「練習では右サイドだけです。左は一度もないですね。(でも、ジーコは『左右できるところが駒野の魅力」と言っているようですが)本当ですか?監督に言われたことはないです。ただ、左サイドで出ろと言われても不安はないですね」

Q:スコットランド戦の後、「自分は選ばれるかな」と不安には思わなかった?
「不安がないというのはウソになりますけれど、どちらかというと、ワクワクしていました」

Q:加地選手に対しては?
「同じポジションなんで、加地さんに勝たないとレギュラーになれないですが、選ばれただけで満足していないし、スタメンでピッチに出ることを果たさないといけないと思います。もう先発は決まっているのかもしれないけれど、それを悩ませるような動きを練習からやっていきたいです。(自分が加地選手より上回っている部分は?)わからないですけど・・・何か変わったことをやっても、すぐに成長するわけではないので、今までどおり自分のプレーをやりぬくだけです。ただ、弱気にならないようにしたいですね。積極的にいきたいです」

Q:試合に出られなくても、サブであっても、チームの中でやれることは?
「23人が同じ気持ちで目標に、優勝に向けてやりたいです。一人でも悪いイメージをもっていると、上にいけないと思います。常に100%の力でやることが、チームのためになるし、レベルアップにつながると思います」

Q:駒野選手の世代は、世界大会で決勝トーナメントに行けてないわけですが。
「“谷間の世代”と僕らは言われていたし、それを覆すためにはワールドカップで決勝トーナメントに進出することが大切だと思います。そのために、まず試合に出ることが一番ですね」

以上
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