5月14日(日) 2006 ヤマザキナビスコカップ
大分 0 - 2 川崎F (15:01/九石ド/14,861人)
得点者:'39 マルコン(川崎F)、'60 黒津勝(川崎F)
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■特J!プレイヤー: 内村 圭宏選手(大分)
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リーグ戦連勝の勢いを活かせずホームで痛い黒星となってしまった大分。対戦した川崎Fとは通算9勝3敗2分けと相性の良い相手ではあったが、今季の川崎Fはリーグ戦暫定首位に立つなど勢いもあり、手強い相手だった。
大分は立ち上がりから攻め手がなく、ペースをつかめないまま試合が進んだ。主力の高松大樹や根本裕一は疲労で「90分戦える状態じゃなかった。」(シャムスカ監督)ため、ベンチスタート。ワントップには、今シーズン入団して以来、未だ本領発揮ができていないオズマールが置かれた。オズマールにとっても、この試合を含めナビスコカップの残り3試合はチームへ生き残るためのアピールしなければならない重要なゲームであり、気合充分で臨んだ。
しかし、身長も174cmの割りと小柄なストライカーは、川崎の185cm前後ある3バック箕輪義信、寺田周平、伊藤宏樹にがっちり抑えられ、なかなかボールも入ってこない。この日はツーシャドーの役割として内村圭宏、梅崎司が配置されていたが、この二人のスピードある飛び出しも高松大樹のような長身のポストプレーヤーがいて初めて活きる。攻撃の起点となる左サイドの根本裕一もいないため、パスの出しどころもなく、チグハグな状態が続いた。そして、前半39分、ペナルティエリア内で一瞬の隙をつかれMFマルコンに先制点を許してしまった。「前半はほとんど攻めていない。後半はアグレッシブに攻めよう」とハーフタイムにシャムスカ監督は選手たちにゲキを飛ばし、後半へ。
後半スタートから根本裕一を投入したこともあり、攻撃に厚みが出だした。流れは大分に傾き始めた後半15分、川崎Fの途中出場のFW黒津勝が交代1分後に、MF森勇介のクロスに反応し、ダメ押しの2点目を決めた。得点した川崎F・黒津は「アウェーで貴重なゴールを取れた。予選突破は意識していない。先を見ず、足元を見たい。母の日?昨日、花を贈りました。」と試合後、嬉しそうに語った。
試合は0-2で終わり、ナビスコカップBグループは、川崎Fが3勝1敗勝点9、大分が2勝2敗勝点6で川崎Fが予選リーグ突破へ一歩近づいた。
試合後の会見で、勝利を収めた川崎Fの関塚隆監督は「大分との過去の対戦成績は9勝3敗2分けですが、苦手意識はありましたか?」という質問に対して、「え?どっちが9勝?あ、ウチが負けてたの?知らなかった」と余裕の表情を見せた。一方、大分のシャムスカ監督は「川崎Fはタイトルを取れるメンバーが揃っている」と相手を褒め称えたが、中2日で再び対戦しなければならない。シャムスカ監督の頭の中ではしっかりと相手の分析は出来ているはずだが、それを選手が理解して短期間で修正できるのか。大分が予選突破するためには、残り2試合完勝が必須である。
以上
2006.05.15 Reported by 森田みき
J’s GOALニュース
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