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【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 浦和 レポート】横浜FM、後半怒涛のハイクロスも実らず。わずか4本のシュートで逆転勝ちの浦和が決勝トーナメント進出を決める。(06.05.14)

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5月14日(日) 2006 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 1 - 2 浦和 (16:00/日産ス/34,310人)
得点者:'6 那須大亮(横浜FM)、'13 永井雄一郎(浦和)、'58 ワシントン(浦和)
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■特J!プレイヤー: 永井 雄一郎選手(浦和)
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 まさかとは思ったが、公式記録に唸ってしまった。シュート数「横浜FM11」、「浦和4」。浦和は、わずか4本のシュートで2ゴールということになる。しかし、この数字はボールポゼッションやチャンスの質に比例しているとはいえなかった。ただ、明白なのが決定力。シュートの精度が、浦和に勝ち点3をもたらしたといえるだろう。
 
 少ないシュートで効率的に勝つ、という試合はサッカーには往々にしてあるもの。本来ならば、試合巧者といわれる横浜FMがこのような展開を得意とするはずだ(昨年も、シュート2本で2-0と勝利した試合があった)。だが、このは全く逆の立場。浦和は後半早々にリードしたこともあるが、守ってからのカウンターには余裕さえ感じられた。浦和の進化の一端かもしれない。
 
 キックオフ直後から、リズムをつかんだのは横浜FM。那須が左サイドから縦に送り、大島が胸で落とすと、清水がダイレクトで前線を走る狩野へ。いきなりコーナーを取った。4分には、松田からのパスをはたいた清水が、狩野とのワンツーを受けてそのままミドルシュート。清水は5分にも左からの鋭い切れ込みで、先制点のきっかけとなるコーナーも取った。狩野のコーナーキックは速く巻いてきて、後方から飛び込んだ那須のヘッドにドンピシャ! 先制点は横浜FM、開始わずか6分のことだった。
 
 「立ち上がり、リズムが良くなかった」と浦和・永井。同点ゴールはその永井が、先制されて7分後に決める。左のスローインが跳ね返されて、平川が浅めのクロス。そこに永井が飛び出してゴール右にダイレクトで流し込む。前半、浦和のシュートはこれ1本だったが、記録に表れないシュートもあった。20分、鈴木啓太が自陣からドリブルし、右に振る。ポンテのシュートは、GK榎本哲也が右手で弾き出したが、これはポンテのハンド。
 
 追いつかれた横浜FMだが、その後チャンスを何度も演出。39分、松田のパスを狩野がスルー。大島がキープして反転、そこにタイミングよく清水が飛び出したが、一瞬合わずクリアされる。ロスタイムにも清水。マグロンからのパスをフリーで受け、そのまま左からシュートと思われたが、ゴール前で折り返す。思い切り打っていれば、という場面だった。
 
 後半も横浜FMがシュート数(8本)で圧倒する。49分、左から清水のパスを受けた大島の右足ボレーは、GK山岸の正面。56分、河合から受けた田中隼磨の鋭いグラウンダーのシュートは左へわずかに逸れる。70分の松田のシュートも正面を衝いてしまった。
 
 浦和の決勝点は58分。自陣からのスローインが高くバウンドして、永井に渡る。得意のドリブルで右サイドラインを抜けていき、GKの位置を見ながらファーへクロス、ワシントンが左足を振り上げて叩きつけた。「GKが届かないボールを蹴ろうと思った」と永井。「あんなにいいパスなら、決めなきゃね」とワシントン。結局、後半も3本のシュートしか放たなかった浦和が、効率的なサッカーで決勝トーナメント進出を決めた。

 一方、ナビスコカップ初黒星を喫した横浜FMは、2位通過の可能性を残しているとはいえ、次の福岡戦(17日)を落とせば苦しくなる。この日は福岡も勝っているだけに要注意。途中出場のハーフナーマイクも「次が大事。出たらFWとして点に絡みたい」と気を引き締めた。

以上

2006.05.15 Reported by 近藤泰秀(インサイド)
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