5月14日(日)J2 第15節 湘南 vs 徳島(14:00KICK OFF/平塚)
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前節、アウェイで横浜FCに敗れた徳島はじつに8試合、期間にして2ヶ月ちかく勝利から見放されている(最後の勝利は第5節・3/25)。順位も最下位に落ち込んだ。「何かが足りない」試合後に大森健作が漏らした溜息が、イレブンの苦悩を代弁する。
ただ敗れはしたものの、三ツ沢で得たものもある。現在乗りに乗っている横浜FCを相手に、失点をPKの1本に抑えた点だ。ホームでは敗北を知らず、それ以前に監督交代以来いまだ負け知らずの高木・横浜FCに対し、21本ものシュートを浴びながら耐え忍んだ。無論、だからこそ勝点を失った口惜しさは募るところだが、黒星のなかにも一定の成果が垣間見える。今節もアウェイ連戦となり厳しい現状に変わりはないが、逆境でこそ負の流れを断ち切り、前に進む推進力に変えたい。
迎え撃つ湘南もまた前節の仙台戦では、勝利を逃したものの手応えを見出している。ベガルタ・ゴールドに染まる大アウェイのなか、点を奪われては追いつくという粘り強いサッカーを見せた。また外池大亮を初めてボランチに起用し、佐藤悠介を左サイドに据える新たなオプションも試している。結果的にはドローに終わったが、これまで築き上げてきたチーム力の芯の部分を表現したといえるだろう。今節も同様のパフォーマンスを継続し、さらに結果に結びつけたい。
徳島はFW羽地登志晃、そしてサンフレッチェ広島から移籍の左利きストライカー・ジョルジーニョを前線の起点として攻撃を展開し、中盤では伊藤彰が攻守の手綱を握る。彼らへのパスの出所も含め、まずは攻撃的な守備で起点を抑え、中盤を支配したい。また湘南は尾亦弘友希と冨山達行、徳島は金位漫に尾上勇也と、両チームともに積極的に攻撃参加する両サイドバックを備えているため、サイドの攻防がひとつの鍵を握るといえよう。
鳴門で行なわれた第1クールの両者の対戦は、「1-1」のドローに終わっている。また昨シーズンは1勝2敗1分と、湘南にとって徳島はけっして相性のよい相手ではない。
さらにくわえるならば、ここまで湘南は柏や東京V、神戸といった攻撃的なチームとの対戦に較べ、引いてくる相手のペースに飲み込まれる傾向にある。徳島が引いてきた際にいかに崩すか。佐藤やアジエル、加藤望、横山聡といった前線の役者を中心とする連動性は日を追うごとに成熟度を増している。変わらずに前線からの守備、そして攻撃への素早い切り替えという一連の動きを絶え間なく続け、流れのなかでゴールまで繋げたい。相手を選ぶことなく内容を手にしたとき、「自分たちのサッカー」はもう一段、高みに上がる。
以上
2006.05.13 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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