7月24日(日)J1 第18節 名古屋 vs 磐田(19:00KICK OFF/瑞穂陸)
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前節は両チームが対照的な試合結果・内容だった。名古屋は0-3で新潟に敗れ、磐田は6-0で東京Vに大勝。名古屋はその前の第16節、首位・鹿島戦に3-0で大勝し、波に乗りかけていただけに、痛い敗戦となった。チームに噛み合ってきた藤田選手は「今まで積み上げてきたものが逆戻りしてしまったよう。(鹿島戦の勝利を)新潟戦で勢いづけるものにしなくちゃいけなかったし、そうしていけるのがチーム力だと思う」と、チームの不安定さを吐露している。
もちろん、「なんとかこの壁を乗り越えなくちゃいけないと、みんなで話している」(藤田選手)ということからも察しがつくように、選手たちもこのままでは「優勝」を口にすることさえできないことは分かっている。一時は2位にまで上り詰めた順位も、折り返し地点の前節で位に落とした。それについてネルシーニョ監督は「今のチームの実力から言って(8位より)もっと上にいる価値があると思うし、もっと上にいて当然だと思う」と漏らす。ただ「新潟戦の結果は納得いかないが、今までいいサッカーを続けてきたし、たまたまあの試合は良くなかっただけ。修正するというほどの大きな問題点はないと思っている」と、戦術的には不安がないことを強調している。
若手の急成長も数々の不安要素を払拭してきた。特に中断期開けの7月、それが顕著に現れた。1stステージ磐田戦(3/13)で初先発・初得点の衝撃デビューを果たしたFW杉本選手が、右サイドバックにコンバートし、俊足を活かした活躍を見せると、2年目のFW豊田選手も鹿島戦でJ初ゴール2得点を挙げ、チームを8試合ぶりの勝利に導く大活躍。チームの底上げはできてきている。ここから先へのステップアップに必要なのはメンタルしかない。
好調の磐田も、若手の活躍で低迷を脱出。この7月の連戦で3勝1分1敗と勝ち越し、3位に急浮上。特にFW前田選手の活躍は目を見張るものがある。中山、崔 龍洙らベテランを押しのけ、開幕からスタメンを掴むと、徐々に結果を出し始め、第15節にハットトリック、前節にも2得点で計8得点を叩き出し、チーム内得点王、リーグ得点ランクでも日本人では大黒に次いで2番目の4位タイだ。U-20代表のカレン ロバートも前節2得点で計7得点を稼ぎ出し、若手FWの活躍がチームの好調を示すバロメーターと言っても過言ではないだろう。もちろん、その影には堅守を誇る田中、鈴木をはじめとするDF陣、名波、福西、服部らMF陣のベテランが支えているのは言うまでもない。
「ホームでは絶対に勝つ」(藤田選手)。この気持ちが、名古屋が上位に浮上するカギとなる。磐田戦は昨年の2ndステージ、今年の1stステージで、いずれもアウェーながら名古屋が勝利を収めて2連勝中。今節もHOT6を締めくくるにふさわしい熱い戦いになるだろう。
そしてもうひとつの注目は、赤いユニフォームがすっかり馴染んだ藤田選手の古巣との初対決。磐田を知り尽くした男が、どんなアイディアで名古屋に勝利を呼び込むのか。注目だ。
以上
2005.07.23 Reported by 茂木美佐子
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