今日の試合速報

ACLE
ACLE

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第18節 大分 vs 新潟 プレビュー】リーグ戦6試合白星に恵まれない大分、勝って降格圏内を脱出を図る。新潟は前節の快勝の波に乗り切れるか。(05.07.24)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
7月24日(日)J1 第18節 大分 vs 新潟(19:00KICK OFF/大分ス)
-リアルタイム速報はこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------

 リーグ戦4試合連続で無失点だった大分トリニータは、前節、鹿島との対戦で5試合目にしてようやくMF西山によって念願のゴールが決まった。しかも、首位の鹿島に対して1−1の引き分けというのは、チームにとって大きな意味がある。特に後半は忘れかけていたリズムを思い出したように、得意のカウンター攻撃で相手ゴールを脅かした。
 しかし、これで大分は5勝9敗3分けの勝ち点18で、順位は前節から2つ下がり16位。とうとう降格圏内にまで落ちてしまった。「7月の5試合を見て、問題はないのに成績が出ないことが残念。」と鹿島戦の試合後の会見で皇甫官監督は語った。自分のサッカーは間違っていないと言い続けていただけに、結果が出ていないことが歯がゆいところだろう。

 今節は7月の夏の連戦「HOT6」の最終節でもあり、リーグ後半戦のスタートでもある。残り1試合を勝って折り返し」を迎えたいところ。

 後半戦、ホームの大分・ビッグアイに最初に迎える相手は、5勝7敗5分けで勝ち点20、14位のアルビレックス新潟だ。新潟は前節、3−0で名古屋を下し、リーグ戦では今季初の完封勝ちで連敗を2で止めた。後半6分FWエジミウソンのゴールで先制すると、33分にはアンデルソン・リマ、ロスタイムには喜多が追加点を挙げ快勝。攻撃のリズムとバランスもよく、名古屋の猛攻を封じ込めた。

 その新潟は実は大分にとっては、相性のいい相手ではない。過去3回の対戦、昨季1stでは1−0、2ndでは3−0、そして今季の第2節では2−1といずれも負けを喫している。前節からシステムも、これまでの4−3−3から4−4−2に変わり、これが機能して、攻撃にも弾みがついている。「攻撃の精度を上げて、決定機を増やす。」とリーグ再開前に反町康治監督が挙げていた課題が、ここにきて消化できてきたようだ。
 大分としては、攻撃から守備に変わった時、まずは中盤から出るボールを抑え、両サイドからの攻撃を封じなければならない。走力と足技を兼ね備えたFWエジミウソンにも充分な注意が必要だ。

 大分は今節、チームの精神的柱であり、前節チームに久々のゴールをもたらしたMF西山が警告累積のため出場停止と痛いが、その右サイドの穴は、阿部がうめる。左サイドは前節、FWドド、マグノアウベスによく絡み、サイドからの切り込みが冴えていた根本の出場が濃厚。ダブルボランチは川田と梅田、4バックは左サイド有村、右に吉村、センターバックは柴小屋、深谷、GKは前節の鹿島戦で失点以外は鋭い飛び出しでよく守った西川の出場が予想される。 西川と川田は、著しい成長と活躍の割りにはリーグ戦でスタメン出場して、まだ1勝もしていないので、勝ってホームのサポーターとともに喜びを分かち合いたいだろう。
 前節の後半、ダブルボランチからワンボランチにし、高松をトップ下にもってきてからチームの攻撃のリズムがよくなってきた。試合スタートからそのパターンを使うとは考えにくいが、皇甫官監督がどの時点で、高松を投入してくるか。大分は後半30分からの時間帯に失点も多いが、得点も多いので、この時間帯、集中力を切らさず守って、高松を起点にしてゴールを狙いたい。

 いずれにしても、後半戦折り返しのスタートである。このゲームの勝敗は今後の勝負の明暗を分ける鍵になる。両チームとも勝って、再びくる中断期間を迎えたい。

以上

2005.07.23 Reported by 森田みき

■注目のHot!Baller: 西川 周作選手(大分)
 (選手名をクリック&投票して、JOMOオールスターサッカーに選出しよう!)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/11/25(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田J3リーグ全ゴールまとめ【1124】