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【J1:第13節 F東京 vs C大阪 プレビュー】両チームにとってリーグ戦再開後の重要な一戦。注目はF東京DF陣とC大阪FW陣の主導権争い。(05.07.01)

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7月2日(土)J1 第13節 F東京 vs C大阪(19:00KICK OFF/味スタ)
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どのプレビューでも書かれているだろうが、J1リーグ戦再開後の初戦だけにF東京、C大阪どちらにとっても、今回の試合が重要な一戦であることは間違いない。

まずF東京だが、中断前の千葉戦を逆転負けで終えてしまった(5/14 第12節 2−3)。中断期間が長かっただけに、すでに気持ちを切り替えているはずだろう。しかし、 ここまでの悪い流れを断ち切らなければならないというプレッシャーはあるはずだ。やはり、早い時間に先制点を奪い、落ち着きたい。

今週水曜の流通経済大学戦に足を運んだ。システムは4−4−2で、2トップは戸田と近藤祐。F東京のエース・ルーカスはまだ万全ではないようだ。ゲームは30分を3本行った。1本目が予定メンバーなのだろうが、全体的に、身体が重そうな選手が何人か見受けられたのが気になった。

気にかけて見たのは近藤祐。というか、ゲームの流れの中でも、ボールデッドになったときも、とにかく周りの選手たちから声をかけられていたので自然と視界に入ってくる。もちろん注意もあれぱ、コーチング、誉める声も聞こえ、期待の大きさを感じることができた。戸田がサイドに流れることが多くなるだけに、彼には中央でのポジションをしっかりキープしてもらいたい。ポストプレーで勝負できるようになれば、もっとプレーの幅が広がると思うが、まずは得意のワンタッチシュートでリズムをつかんでもらいたい。

守備陣で目に付いたのは、茂庭。コンディションの良さもさることながら、再び代表に戻ったということで、次の目標が定まったのだろう。プレーから自信が感じられた。ジャーンも調子が上がってきていることを考えれば、守備陣が大崩れすることはないだろう。

だが、ここぞというところで頼れるのはベテランだ。ボランチとして三浦が先発候補として1本目でプレーした。攻守の切り替えが早かったのは、選手の意識以上に三浦のコーチングの良さがあってのことだ。コンビを組む今野も、相変わらず縦横無尽の動きを見せてくれており、中央の4枚のブロックには大きな死角は感じられない。それだけに先制して、余裕を持って戦いたいものだ。立ち上がりから積極的な攻撃に行くのだろうが、一呼吸を入れた後は積極的な守備でリズムを整えてほしい。
 
一方、この中断期間中グアムでキャンプを張ったC大阪。中断前のG大阪との死闘は、まだ記憶に新しい。終盤は調子が上がってきただけに、残念な中断の入り方となってしまった。

グアムでは、フィジカルの見直しとチーム戦術の確認を行ってきたというが、残念なことにレギュラー組であるMF古橋とDF前田がケガで離脱してしまった。小林監督としては、かなり頭の痛いだろう。しかし、J1リーグ戦再開後の初戦ということもあり、アウェーとはいえ、強気に行きたいところ。西澤、森島、そして黒部といったFW陣の爆発に期待したいところだ。特に西澤の好調さが維持されているかどうかが気にかかる。乗れば、2点、3点と軽く決めることができるだけに、ジャーン、茂庭との主導権争いが見どころになるだろう。

以上

2005.07.01 Reported by 荒川 裕治
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