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【HOT6!J1は7月の6試合が激アツ!】再開後はこう戦う!神戸編(05.06.27)

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◆12節までを振り返って

昨年同様、開幕戦は白星発進。FWカズ(三浦知良)がナビスコカップを含めて3試合連続ゴールを挙げるなど勢いを見せチームを牽引したが、第3節以降は勝ちあぐねる状況に。結果、第6節(4/16)・広島戦を終えた時点で松永英機監督が解任。その3日後にはレオン新監督の就任が発表され、チームはブラジル代表をはじめ、名門クラブでの実績を持つ名将のもとで再建を目指すことになった。
以後、4月25日よりレオン監督のもとでチームの立て直しを図る神戸は、氏のカリスマ性、絶対的な自信に後押しされるように、試合を重ねるごとに内容に充実を見せつつあった。11節(5/8)の磐田戦にドロー、12節(5/14)の名古屋戦に白星と上昇ムードにあったが、中断期間中のナビスコカップでは4戦全敗。とはいえ予選リーグ敗退が第4節で確定したことを考えれば、最後2戦はリーグ再開に向けて試験的要素も含めた試合であったはずだった。しかし、結果的にはこの連敗が引き金となり、クラブはレオン監督の交代を発表。2勝3分7敗の最下位に低迷するチームの立て直しを、パベル新監督に託してJリーグ再開を迎えることになった。



◆再開後の展望・見どころ

最大の注目はレオン前監督の後任として就任したパベル新監督が、最下位に低迷するチームをどこまで浮上させることができるか。
就任にあたってパベル監督は「戦術を浸透させた上での守備の徹底。攻撃については、決して偶然的なゴールチャンスではなく、日頃のトレーニングの中でやっていることをしっかり試合で出せるチームにしたい」という思いを口にしていた。特に攻撃においては得点力不足が深刻な状況ゆえ、早急な建て直しが必要となりそうだ。選手の顔ぶれを考えれば、サブに控えるメンバーも含め、他クラブと比べても決して遜色ない。あとは、いかに個々の能力をより活かせる方法を考えながら、組織だった攻撃を展開できるか。加えて、連敗で失いつつある自信をいかに取り戻せるかだろう。
そのためのポイントの1つに挙げられるのが『先制点』。これまでの戦いを見ての通り、先制した試合については2勝1分と負けなしの神戸だが、逆に相手に先制点を許すと勝ち切れない状況が続いている。精神的に優位に立って試合を運ぶためにも、また現状を打破するためにも、ここ数試合沈黙を続ける攻撃陣の爆発を見たい。



◆HOT6の注目選手

今の神戸に欲しいのは『ゴール』。それだけに、あえて2トップを形成するであろうFWカズ(三浦知良)、FW播戸に注目したい。
先にも述べた通り、FWカズはナビスコカップを含めて開幕3戦連続ゴールを挙げるなど勢いを見せた滑り出しとなったが、以降は一度もゴールネットを揺らすことができず。FW播戸もまた、昨年17ゴールを挙げた活躍から、今季も引き続きゴールラッシュを期待したものの、今季は第3節にF東京戦で挙げた1ゴールにとどまっている状況。取るべき選手が取れなければ、なかなかチームは波に乗り切れないだけに、第13節以降の戦いにおいてはまず、彼らを含めたFW陣に『ゴール』を期待したい。
とはいえ、得点が個人能力だけで生まれるものではないことは周知の事実。彼らのもとにボールが入るまでの攻撃の形をいかに作れるか。縦にロングボールを放り込むだけの苦し紛れの展開ではなく、中盤から前線にかけた連係をより高めることでいかにゴールチャンスを作り出し、それを結果に結び付けられるか。
また、昨年はFW播戸のゴールラッシュを支えながらも今季はコンディション不良などで出遅れ、コンスタントに出場が見られなくなっているMFホルヴィ。同じチェコ人のパベル監督のもとで奮起し、昨年同様の活躍でチームを牽引してくれれば、チームにとって大きな「変化」になりそうだが…。


◆再開後のフォーメーション予想



*第13節、菅原は出場停止


以上

Reported by 高村美砂
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