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【ヤマザキナビスコカップ:第4節 新潟 vs 大宮 プレビュー】新潟は予選突破に向けて正念場。好調大宮を相手に、カギを握るのは上り調子のFW船越(05.05.28)

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5月28日(土)ヤマザキナビスコカップ 第4節 新潟 vs 大宮(15:00KICK OFF/新潟ス)
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新潟は前節で浦和に敗退し、予選突破に向けて勝点を積み重ねなければ苦しい状況だ。大宮には前回対戦では0−2、リーグ戦では勝ちはしたものの3−2と苦戦している。
そんな中、試合ごとに調子を上げているのがFW 船越優蔵だ。安定したポストプレーで攻撃の基点になっている。J2時代から比較的相性がいい相手に、自らもゴールを狙っている。大宮は予選3試合で2失点とリーグ戦同様に堅実な守備。手堅く勝点を奪いにいく。

「大宮は特に負けたくないチームですね」。船越は強い口調で言った。リーグ戦第10節の川崎F戦からヤマザキナビスコカップの前節・浦和戦まで、ここ4試合連続スタメン出場。前線の基点として、チームの信頼を獲得しつつある。
新潟と大宮の今季の対戦は、リーグ戦とカップ戦を合わせて1勝1敗の五分。「今回はホームだし、勝つ条件がそろっている」。おとなしい選手がそろう新潟にあって、ピッチでは闘志を前面に出すタイプ。反町監督も「戦うムードを作れる選手」と期待をかける。

今季、ここまで自らの得点は川崎F戦での1点のみ。ただ、プレーの質は試合ごとに高まっている。持ち味は194センチの長身を生かしたポストプレー。3トップの中央に位置し、鈴木慎吾、エジミウソンらをうまく使うシーンが増えた。安定したボールキープに、当たりの強さもある。高さを生かすだけではなく、オフザボールの動きもこなすようになった。

「自分にとっても今が勝負どころ」と言う。昨季はリーグ戦4試合で無得点。ヤマザキナビスコカップは3試合に出場し、ゴールを割ることができなかった。「結果を出さなければならないシーズン」と背水の陣で臨んだ今季、シーズン前からコンディションづくりを重視してきた。

練習後も走り込みや、サーキットトレーニングをこなし、体がきれるように整えてきた。シュート練習も欠かさない。シーズン開幕直後はベンチから外れたがそれでも焦りはなかった。「やってきたことに自信があったので、必ず出番があると思っていた」。チャンスをつかみ、今はチームになくてはならない存在になりつつある。

リーグ戦第4節の大宮戦では途中出場した。ゴール前でファウルをもらい、アンデルソン リマのFKにつなげた。J2時代も4試合にスタメン出場して2得点。「大宮戦はいい印象がある」と言い切る。「周囲を生かしつつ、自分も得点を狙っていく」とゴールへの意欲は高まってきた。

大宮は堅守速攻が安定している。前節神戸戦は相手の猛攻をしのいでPKを獲得し、1−0としたたかに勝点3を奪った。今回は久永辰徳が累積警告、冨田大介が故障で離脱するが、戦い方は揺らがない。神戸戦のように、3ボランチで守備を固め、カウンターで手堅く1点を狙いにくるケースもある。またクリスティアンが新潟戦で2得点しているのは好材料だ。

反町監督も「守備を固められる前にどう崩すかとセットプレー対策がカギ」と言う。同時に「うちの選手たちは大宮戦になると、いつも以上に気持ちが乗ってくる」とチーム全体の闘争心に自信をみせる。

接戦で力を発揮するチーム同士。攻守に渡って粘り強さをみせた方に勝点3が入る。

以上

2005.05.27 Reported by 斎藤慎一郎
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