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【ヤマザキナビスコカップ:第4節 浦和 vs 神戸 プレビュー】ファイナルへいっきに駆け上がりたい浦和、決定力が試合の明暗の分かれ道(05.05.28)

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5月28日(土)ヤマザキナビスコカップ 第4節 浦和 vs 神戸(16:00KICK OFF/駒場)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 J1リーグ戦では序盤つまずきを見せていたものの、リーグ前節(12節)では、王者・横浜FMに白星を飾り、そして先週、約2ヶ月ぶりに再開されたこのヤマザキナビスコカップでも新潟を相手に2-1で勝点3を積み上げた浦和。神戸との対戦は今シーズン3度目となる。過去2度の対戦では、神戸のホームでヤマザキナビスコカップ(3/19)を2-1、同じく神戸のホームでのJ1リーグ戦(5/4・第10節)は、1-0と2勝を挙げている。

 約2ヶ月前のヤマザキナビスコカップでの対戦では、37分に山田、42分にはエメルソンがゴールを決め、2点差のまま浦和がそのまま逃げ切るかと思いきや、後半は神戸に流れを支配されている中で、浦和のミスから60分に三浦知良に得点を許してしまった。この試合で浦和の選手が放ったシュートの数は21。試合後、「3点目をしっかり取れていれば、もっと楽な展開に出来た。一番危険な点差の中で相手を元気にさせてしまった」と内舘(浦和)は語り、ブッフバルト監督(浦和)も、数多くのチャンスをモノに出来なかったと試合を振り返った。「決して負けに値する試合ではなかった」とレオン監督(神戸)が語った2度目の対戦では、アグレッシブさでは浦和も引けを取っていなかったが、神戸は1試合を通じて浦和にプレッシャーをかけ続け、浦和のスピードあるFW陣にきっちりと対応していた。が、前半、田中達也へのカバーリングが一瞬あいてしまい、その隙を突かれ得点を許してしまったものの、堅守が光り、神戸の「前へ前へ」という気持ちが表れていた試合でもあった。

「いい試合だったからこそ勝ちたかった」(三浦知良・神戸)、「同じ負けでも、今までとは少し違っていた」(和多田充寿・神戸)、「負けはしたが、すごくいい感じでやれていた」(播戸竜二・神戸)と、この一戦は神戸イレブンにとって大きな収穫のある試合であったことを証明するコメントを残している。3度目となる今回は、会場を駒場に移しての対戦となる。ヤマザキナビスコカップ、Aグループでトップをひた走る浦和、かたや未だ白星のない神戸。神戸は主力である三浦淳宏を日本代表で欠く。が、2回の対戦を振り返っても、今回の対戦相手に悪い感触はないはずだ。むしろ、ある意味の手応えすら感じているかもしれない。

 前線に個人技の高い選手をズラリと揃える浦和に対し、どう対応してくるか。その中に見出すチャンスをどう活かすかで、勝機は見えてくるだろう。浦和は日本代表の坪井、三都主を欠くものの、新潟戦では「PKでの失点さえなかったら完璧な勝利だった」とブッフバルト監督(浦和)が言うように、エメルソン・田中・永井のコンビネーションもどんどん良くなってきており、安定感のある守備に加え、チーム力をさらに増している。また、新潟戦でデビューを飾ったエスクデロの活躍にも期待がかかる。常勝への好材料が揃いつつある浦和、生み出されるチャンスをどれだけものに出来るか否かが、「苦」と「楽」の分かれ道になりそうだ。4年連続のファイナル進出に向けて、いっきに突き進みたい。

以上

2005.05.27 Reported by 浅野有香
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