5月28日(土)ヤマザキナビスコカップ 第4節 清水 vs C大阪(15:00KICK OFF/日本平)
-リアルタイム速報はこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
現在Dグループ1位の清水と2位のC大阪による直接対決。今後のグループDの戦況にも大きな影響を与える一戦だ。しかも、両チームはすでに今年3度目の対戦となるため、お互いの手の内は十分にわかっている。その中で、両者がどんな戦略を見せるのかという意味でも、見どころの多い戦いとなる。
予選の半分を消化した時点でのグループD各チームの勝ち点は、清水=7、C大阪=6、鹿島=4、名古屋=0。リーグ戦で首位を快走する鹿島は、代表組の不在で苦戦を強いられており、4位の名古屋はここまで3連敗。そんな中で、リーグ戦10位の清水と11位のC大阪が好調にトップ争いを演じるという逆転現象が起こっている。
とくに清水とC大阪は、このところかなり調子を上げており、清水は4月23日の千葉戦(第7節)以降は4勝3分と負けなし。C大阪も開幕3連敗を喫した後は、4月9日の名古屋戦(第4節)以降5勝4分1敗。失点も少なく勝負強さを発揮している。
対決の構図としても、見どころは多い。C大阪の最大の武器は、絶好調の西澤の1トップに、森島と古橋の2シャドーという前線の3人。そこに入ってくる両サイドからのクロスや縦のフィードを、西澤のポストプレー、森島と古橋の飛び出しなどからうまくチャンスに結びつけている。
それに対する清水の武器は、非常にバランスのとれた組織的な守備力。ただ、マンマークでしつこく相手についていくというスタイルではなく、相手にスペースを与えないことに重点を置いた守り方なので、1.5列目で精力的に動き回る森島や古橋はイヤな相手だろう。前回の対戦(5月8日 11節)でも、バイタルエリアでのセカンドボールをどちらが拾えるかという点が勝負のポイントになっており、それは今回も同様のはずだ。もちろん、長谷川監督もその点は十分に承知しているし、ボランチの伊東や高木もそのときよりコンディションが良くなっているはずなので、十分に自信を持って臨むだろう。
逆に、清水の攻撃 vs C大阪の守りという観点では、清水の攻撃陣の好調ぶりが本物かどうかという点が焦点となる。先週の名古屋戦では今季初めて3得点を挙げ、しかも今季加入したチェ テウクが待望の初ゴール(2得点)。エースのチョ ジェジンも決めて韓国コンビ揃い踏みとなった。開幕当初は攻撃のバリエーションが少なかった清水だが、ここに来て前線の選手たちがポジションにとらわれず自由に動き回り、ボールもよく動いてチャンスに至るパターンがかなり増えてきている。
C大阪の守りは、清水と同様に安定感があり、単純な攻撃では攻め崩せないはず。それを考えても、今の良い流れを継続し、ここで結果を出せるかどうかは、清水の今後にとっても大きな意味を持つだろう。
いずれにしても、2位になっても予選突破できるとはかぎらない今年のレギュレーションでは、今の時点でどちらも引き分けでOKということは考えられない。また、両チームともU-20日本代表で若干名が抜けているものの、最近の好調を支えているメンバーはすべて残っており、戦力的にも万全。
つまり、お互いに是が非でも勝ち点3が欲しいガチンコ勝負になることは必至。スタジアムに足を運んで観る価値のある、おもしろいゲームになる可能性は非常に高い。
以上
2005.05.27 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ:第4節 清水 vs C大阪 プレビュー】昇り調子の両チームが万全の戦力でぶつかる白熱の首位攻防戦(05.05.28)
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- 2024J2昇格プレーオフ
- J3・JFL入れ替え戦
- bluelock2024
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
テレビ放送
一覧へ明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off