5月8日(日)J2 第11節 鳥栖 vs 湘南(14:00KICK OFF/鳥栖)
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第10節を終了して、4勝3分け3敗勝ち点15で6位につける鳥栖。今節、ホームに迎え撃つのは、4勝4分け2敗勝ち点16で4位につける湘南。勝ち点差は1しかない。得失点差も鳥栖の+1に対して+2とほぼ変わらない。前日の7日に行われる福岡(対徳島)・山形(対札幌)の試合結果にもよるが、J2で2位になる可能性がある直接対決試合となった。
しかし、この両者には大きな違いがある。
前節までのホームとアウェーの結果を見てみると、鳥栖はホームで0勝2分け2敗、アウェーで4勝1分け1敗と完全な『外弁慶』である。アウェーでの唯一の敗戦は退場者を出しての不利な戦いの中の1敗(6節・甲府戦)である。1分けも残り5分まで2点差をつけてのほぼ勝ちゲームだったことを考えると、ホームで実力を出していないのかアウェーで実力以上のものが出ているのか、ファンならずとも疑問を感じてしまうだろう。
一方の湘南はホームで3勝1分け1敗と確実に勝ち点を上げ、アウェーでは1勝3分け1敗と堅実は結果を残している。
前節鳥栖は得意なアウェーで水戸を相手に最少得点で勝利をあげた。前半は風上に立っていたにもかかわらずシュート2本と水戸のDFに押さえ込まれたが、ハーフタイムで『両サイドの攻めを使っていこう』との松本監督の檄を受け、後半開始早々に飯尾からのパスを受けた新居が先取点を奪った。この1点を全員で守りきり、2試合連続アウェーで無失点と乗り切っている。前節から加入した左DF高地の加入も無失点の大きな要因と言える。
対する湘南も得意とするホーム戦であったが、最下位の草津に引き分けている。激しく吹き続けた風のせいもあるが、前半は一方的に押し込まれ、先制点を奪われる内容だった。後半はポジションチェンジやDFの攻撃参加など積極的な試合運びを見せ、何とか勝ち点1をあげた。追いついた得点もDF永里の積極的な攻撃参加によるものだった。スタートダッシュを切れたように見えた湘南だったが、ここに来て思うように勝ち点が伸びていない。しかし、得点ランキングの上位に名を連ねる加藤(2位/5得点)と柿本(4位/4得点)にボールが渡れば、脅威であることには間違いない。
両チームとも先取点をあげると高い勝率を残している(Jリーグ公式サイト「状況別勝敗」参照)。得点も後半開始早々に得点をあげる傾向にある(同「時間帯別得失点」参照)。総得点はお互いに12点と攻撃力には甲乙つけがたい。が、鳥栖の総失点の約半分は試合終了15分前に集中している。
調子がやや落ちてきたように見える湘南に対し、アウェー2連戦を無失点の連勝で凱旋して来た鳥栖。多くのサポータに囲まれたホームで、集中力を切らすことなく伸び伸びと戦ってくれれば、今節でホーム初勝利となるのではないだろうか。若い鳥栖だからこそ、気負いや遠慮は似合わない。思いっきり自分たちの目指すサッカーを見せてほしい。
以上
2005.05.06 Reported by サカクラ ゲン
J’s GOALニュース
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