G大阪 1 - 0 F東京(14:03 万博) 入場者数 9,188人
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リーグ有数の得点力を武器に前節で2位に浮上。J1昇格以来初めて、ステージ終盤での優勝争いを繰り広げているFC東京と、9位ながらも僅差で首位争いを続けるガンバ大阪との、万博競技場での一戦。戸田光洋、アマラオ、ケリーをはじめ、好調の石川直宏や加地亮と、ベストな布陣で挑んだF東京に対し、G大阪は、ケガから復帰したばかりのFW大黒将志とMF橋本英郎を先発に据えて、キックオフを迎える。
先にペースを握ったのはF東京。6分、中央でボールをカットしたMF宮沢正史がG大阪DFラインの裏へロングパス。それをFW戸田が拾って相手GK松代直樹と1対1の場面を迎えるが、そこはGK松代の、あわやハンドかと思われる思い切りの良い飛び出しに阻まれ、得点に至らず。逆に11分にはG大阪が反撃。DF宮本恒靖からのロングボールをFWマグロンが頭で落とし、 詰めたFW吉原宏太が強烈なボレーシュートを放つが、F東京GK土肥洋一も負けておらず。好セーブで味方を援護する。
そんな中、均衡をやぶるべく得点が生まれたのは34分。F東京DFのミスキックより生まれたこぼれ球をG大阪の右サイドMF橋本がフリーで拾い前線へ。その橋本からの「オグリ(大黒)の呼んでいる声が聞こえたし、プレッシャーもなく余裕があったので落ち着いて出せた」グラインダーのクロスに対し、ニアに詰めたFW大黒が右足で先制する。
となれば、必然的にビハインドを背負ったF東京の攻撃はスピードアップ。その直後には、再び、G大阪DF陣の裏へと飛び出したFW戸田が抜け出し、そのままゴールを狙うが、またしても相手GK松代に拒まれ得点ならず。その後も、FWアマラオのヘディングシュートをはじめ、得意のサイド攻撃などから果敢にゴールに詰め寄るシーンが見受けられるも、同点弾は生まれないまま、1-0で前半を折り返す。
後半も、ペースを握ったのはF東京。公式記録のシュート数、G大阪4に対し、F東京12という数字を見ての通り、MFケリーや石川、宮沢正史らが再三にわたってG大阪ゴールを脅かし、ワンサイドゲームに。だが、この日のG大阪GK松代は、原監督が「敵ながらあっぱれでした」と白旗をあげるほど、高い集中力で好パフォーマンスを連発。万博競技場をため息で包み込むほどの“神憑かり”的なセーブをみせ、最後まで攻撃の手を緩めなかったF東京の勢いをシャットアウト。結果、1-0でG大阪が貴重な勝点3を手にいれた。
これにより、F東京は順位を4位にさげ、逆にG大阪は順位を7位にあげたが、現時点での順位表を見ての通り、上位チームの勝点差に大きな開きはない。となれば、両者にとって残り2節における戦いが、いかに重要かは説明するまでもないだろう。次節、「数字を計算するのではなく、自分たちらしい戦い方で目の前の試合を戦うだけ(G大阪DF木場昌雄)」と気を引き締めたG大阪はジュビロ磐田と、「今日のサッカーは決して悪くなかった。このままのやり方を続ける中で、フィニッシュの精度を挙げていくだけ(原監督)」と胸をはったF東京は、東京ヴェルディ1969と対戦する。
2003.11.16 Reported by 高村美沙
以上
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