今回のコラムは、私が担当するのも今年度最後となりそうなので、拝読頂いた読者の皆様とお仕事を頂いたtoto関係者の皆さまへのお礼の気持ちを込めてtotoくじ（スポーツ振興くじ）の実体験をご紹介したい。
私は、サッカーの情報発信を生業とする業界の末端物書きであることはご承知されていることでしょう。縁あって、当コーナーでも執筆させていただいているわけで、少しならずともtotoくじの認知度アップ、スポーツ振興に役立っていると自負している次第である。そんな末端物書きの私が、『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』イベントで、鹿島アントラーズで活躍された元日本代表の本田泰人氏とトークショーでのMCのお仕事を頂いた。これは地元TV企画で、totoくじ（スポーツ振興くじ）主催のトークショーであり、多くの方の前でサッカー談義をさせていただいた。本田氏は見た目こそ寡黙なイメージだが、マイクを握ると全く違うキャラで会場を沸かせ続けた。言葉（文字）を媒介にしている物書きの筆者は、冷や汗をかいた次第である。
（本田さん、その節は大変失礼いたしました）
現役時代のお話しから引退後の現在に至るまで、本当にサッカーが好きな方だと感じた。
そんな本田氏のお話しの中で一貫していたのは、『目標を持つ』ということだった。苦しい練習の中でも、目標が定まっていれば耐えることも課題を克服できるということも教えていただいた。引退された今でもその思いは変わらず後進の指導をされているそうだ。まさに『サッカーの伝道師』と言える活躍で、こんなところが主催者であるtotoから本田氏を選ばれた理由なのだろう。
是非、機会あれば本田氏のお話しに耳を傾けてもらいたい。ユーモアの中にサッカーに対する熱意が感じられるし、指導されている選手たちの目の輝きが容易に想像できるだろう。toto（スポーツ振興くじ）はこのようなところにも役立てられているのだ。
そして、もう一つtoto（スポーツ振興くじ）の活動を紹介して、当コラムを脱稿させていただく。筆者が、サッカーの情報発信を生業とする業界の末端物書きであることは前述したが、その生業とは別に総合型地域スポーツクラブを運営している。NPO法人として、サッカーをはじめ複数種のスポーツスクールを開講しているのだが、これは、サッカーで育ててもらった御礼と一流プレーヤーになれなかった悔しさの成せる業だといえるだろう。
このクラブ運営に、toto助成金を充てさせていただいている。具体的には、クラブ活動支援事業（スクールや大会の開催事業）やマイクロバス支援事業などである。特に後者は高額の助成であり、会員はじめスタッフ一同、恐縮しながらも大いに利用させていただいている次第である。
先日は、選手移動ではなく地域の方の懇親を目的としたスポーツコンペにお貸しした（もちろん無料で…）。車のボディーには“toto BIG”と大きくプリントされているので、集合場所から会場まで派手に？宣伝できたのではないだろうか。こんなところにもtotoくじ（スポーツ振興くじ）の活動は至っている。
totoくじは、選手育成や強化だけでなく、環境整備や宣伝・広報まで広くに渡ってスポーツ振興を目的に利用されている。
「夢は消えるけど、目標は自分で消さない限り消えない」。
本田泰人氏から教えていただいた言葉を受け売りするが、スポーツ振興を目的として様々な取り組み（助成）がある限り、目標は達成されることだろう。
今年も筆者はtotoくじを買い続けて高額当せんの“夢”はかなわなかった。（高額どころか当せんさえしなかったが…）
しかし、totoくじ（スポーツ振興くじ）の目的の一端には役立ったと自負している。そして、運営しているNPO法人もその恩恵を受けた。Jリーグを観て楽しみ、仕事として楽しみ、この上ない幸せなシーズンだった。今年もあとわずかとなったJリーグを最後まで応援していきたい。（もちろん、totoくじも購入し続けて…）
サッカーボールは嘘をつかない。
真っ直ぐに蹴れば真っ直ぐに飛ぶし、蹴り方が悪ければ狙った方向とは違うところに向かっていく。
もちろん、当たり所が悪ければ痛いし、意図したところにボールは落ちない。
でも、それがサッカーの楽しさでもある。
当たると信じてマーキングしても結果が伴わないことも多いし、それを複数カード当てるなんて神業なのである。でも、買わないと当たらないのがtoto。
totoを購入しながら、サッカーをしている気になれる自分が嬉しい。
以上
2013.11.15 Reported by サカクラゲン（鳥栖担当）
