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2015/03/28(土)21:00
名古屋が仙台の追い上げを振り切り連勝!【予選リーグ 第2節】
■グループA
【松本 1-1 FC東京】
今季から初めてJリーグヤマザキナビスコカップを戦っている松本。代表招集で主力を欠くFC東京をホームに迎えた。
立ち上がりはロングボールを蹴り合う展開に。球際の攻防は激しく、両者が火花を散らしながら探り合う時間が続く。そうした中、33分に試合が動いた。松本が右サイドの深い位置でスローインを獲得。MF岩上 祐三が投げたロングスローが、相手のオウンゴールを誘って先制に成功する。
FC東京は56分に、ペナルティエリア手前でこぼれ球を拾ったFW東 慶悟のシュートが決まり、同点に追い付いた。その後は互いに攻撃的な交代カードを切って勝利を目指したが、スコアは1-1のまま動かず。勝点1を分け合う結果となった。
【鳥栖 0-0 湘南】
立ち上がりから素早いプレスと球際のバトルで競り勝つ湘南が、ペースを握りながら鳥栖陣内に攻め込む。しかし、ゴール前でのアイデアに乏しく、ゴールが遠い。一方の鳥栖は、スペースをうまく使いながらボールを前線に運ぶも、こちらも最終局面でのプレーに精度を欠く。互いに攻撃の課題が残る前半となった。
後半は、一転して鳥栖のペースに。FW豊田 陽平へロングボールを蹴り込むと、セカンドボールを拾い続けて厚みのある攻撃を繰り出した。80分のMF金 民友の決定機を含めて多くのチャンスを作り出すも、GK秋元 陽太の壁を崩せず。どちらにも好機がある試合だったが、ともに攻撃陣が精彩を欠いてスコアレスドローに終わった。
【新潟 0-0 広島】
立ち上がりからポゼッションを高めて相手陣内でプレーした新潟だが、広島の守備を崩せず。一方の広島も、新潟のタイトな守りに苦しんでボールを前へ運べない。我慢比べとなった前半で一番の好機は終了間際。しかし、MFレオ シルバがペナルティエリア内で放ったシュートはクロスバーに阻まれ、0-0で折り返した。
後半の新潟は、FWラファエル シルバが力強くオフェンスをけん引。だが、体を張って守る相手からゴールを奪えない。対する広島は、前線にFWドウグラスとFW皆川 佑介を送り込むも、テンポは上がらず。互いに攻撃陣が精彩を欠き、スコアレスドローとなった。
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■グループB
【名古屋 3-2 仙台】
Jリーグヤマザキナビスコカップで白星スタートを飾った名古屋と仙台。ともに連勝を狙って激突した。
立ち上がりに主導権を握ったのはホームの名古屋。11分にFW松田 力が相手の裏を突いて先制点をマークする。13分にはMF矢田 旭、さらに26分にはMF小川 佳純がゴールを挙げ、前半で3点のリードを奪った。
仙台はハーフタイムに修正を施し、後半は優位に進める。49分にFWウイルソン、55分にDF鎌田 次郎が決めて追いすがったが、反撃はここまで。
名古屋が1点差で逃げ切り、連勝を飾った。
【横浜FM 2-0 清水】
前半に数多くの決定機を作り出したのはアウェイの清水だったが、29分のMF大前 元紀のシュートは枠をとらえられず。34分にMF白崎 凌兵が放ったシュートはGK榎本 哲也に阻まれた。
前半のピンチをしのいだ横浜FMは、後半から反撃に出る。すると、59分にDF下平 匠がペナルティエリア内から送ったグラウンダーのクロスがオウンゴールを誘い、先制に成功。さらに、69分にはMF兵藤 慎剛の左CKから最後はMFファビオが押し込んで追加点を挙げた。
2-0で勝利を飾った横浜FMはJリーグヤマザキナビスコカップの予選リーグを1勝1敗の五分に。一方の清水は、2連敗となった。
【神戸 3-1 山形】
立ち上がりは山形がハイプレスで押し込む時間もあったが、神戸はパスでかいくぐり、サイドを起点に攻撃を仕掛けていく。徐々にペースを握ると、29分にCKの流れからMF石津 大介のゴールで先制した。
58分には、神戸でのプレー経験があるMF松岡 亮輔のゴールで山形に追い付かれるも、途中出場のFWマルキーニョスが右サイドを突破してクロスを供給すると、FW渡邉 千真が合わせて79分に勝越し。90分には渡邉がPKを決めて3-1と突き放した。
明治安田J1では3試合勝利がなかった神戸が、Jリーグヤマザキナビスコカップの初戦となるこの試合で、ようやく公式戦初勝利を挙げた。
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