FUJIFILM SUPER CUP 2023
2023年2月11日(土)国立競技場
一般販売 チケット購入はこちら 一般販売 チケット購入はこちら2023.2.11土
13:35KO
国立競技場
2022明治安田生命
J1リーグチャンピオン
横浜F・マリノス
天皇杯 JFA第102回
全日本サッカー選手権
大会 優勝チーム
ヴァンフォーレ甲府
横浜FMが超攻撃サッカーで初戴冠目指す
甲府は再び「J1キラー」ぶりを発揮できるか
新シーズンの幕開けを告げる「FUJIFILM SUPER CUP」。今年の大会は昨季、五度目のJ1制覇を成し遂げた横浜F・マリノスと、J1勢を次々に破って天皇杯を制したJ2のヴァンフォーレ甲府の対戦となった。
J1王者の横浜FMは、昨季のMVPに輝き、優勝の立役者となった岩田智輝がスコットランドに旅立ち、7得点・6アシストを記録した仲川輝人もFC東京に移籍するなど、攻守のキーマンを失った。それでも柏からDF上島拓巳、長崎からFW植中朝日とポテンシャルを秘めたタレントを迎え入れ、3年目を迎えるケヴィン マスカット監督の下で、リーグ連覇に向けて準備を進めている。ハイプレス、ハイインテンシティをベースとした攻撃スタイルを今季も見せつけてくれるはずだ。
ただし懸念事項は、過去5回出場したこの大会で一度も勝利を手にしたことがないこと。負の歴史を払しょくし、新シーズンに弾みを付けたいところだ。
一方の甲府はジャイアントキリングを実現すべく、士気高くこの一戦に臨むだろう。J2勢としてこの大会に参戦するのは、2008年大会のサンフレッチェ広島以来、二度目のこと。この時は広島が鹿島アントラーズをPK戦の末に下して、スーパーカップのタイトルを獲得している。
甲府は今季より、篠田善之監督が指揮を執る。かつて福岡やFC東京を指揮した新監督の下、昨季とは異なる戦いを見せるはずだ。
カギを握るのは新加入のピーター ウタカ。J1とJ2で得点王に輝いた実績を持つナイジェリア出身のストライカーは、38歳ながらその決定力の高さは健在。昨季所属した京都でもチームトップの9得点を記録した。
力関係を考えれば押し込まれる展開となることが予想されるが、横浜FMの攻撃に対して粘り強く対抗し、素早い切り替えからウタカの一発にかける。そんな展開に持ち込めれば勝機は高まるはずだ。
次々とJ1勢を撃破した昨季の天皇杯の再現なるか。勇敢な戦いに期待したい。