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2015/2/26(木) 18:00

三冠王者G大阪か、充実の戦力を誇る浦和か 強豪2クラブが激突!

タオルマフラー

今年もリーグ王者の称号をかけた熱き戦いの火蓋がまもなく切って落とされる。リーグ開幕を告げる風物詩、FUJI XEROX SUPER CUP 2015では昨シーズンに最後まで優勝を争った浦和レッズとガンバ大阪が激突する。

ほぼ手中に収めていたリーグタイトルを最後に手放した浦和は捲土重来を期し、シーズンオフに大型補強を敢行した。ズラタン、石原直樹、橋本和ら他チームで主力を担っていた即戦力クラスの選手を次々と獲得。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の元で中軸を担ってきた柏木陽介、阿部勇樹らとの融合を試み、新たな化学反応を起こしてリーグを席巻するつもりだ。

現リーグ王者・G大阪との対戦は、そのポテンシャルを測る上で絶好の機会となるだろう。昨年は悔しい思いをさせられた相手だけにモチベーションも高い。

一方、G大阪はJ1昇格1年目にリーグ制覇を成し遂げただけでなく、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯でも頂点に立ち、国内タイトルを総なめにした。

2013年に就任した長谷川健太監督の下、G大阪は攻守において質の高いチームへと成長を遂げた。それは昨シーズンの総得点が2位、総失点も2位という数字で証明されている。

快進撃の立役者となった宇佐美貴史、パトリックの強力2トップは今年も健在。日本最高の司令塔・遠藤保仁も引き続き中盤に君臨するなど戦力は揃っているだけに、今オフの移籍市場ではピンポイントの補強にとどめた。現有戦力の成熟度をさらに高めることで目標の「全タイトル制覇」を狙う。まずは浦和との一戦で一冠目を飾り、弾みをつけるつもりだ。

両チームとも今シーズンの初陣となったAFCチャンピオンズリーグでは黒星を喫し、唇を噛んだ。Jリーグ開幕を気分よく迎えるためにも、FUJI XEROX SUPER CUP 2015は互いに譲れない一戦になる。

文:神谷正明

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