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Jリーグ30年の歴史における、ベストマッチを決定します! あなたが思うベストマッチを1つ選出してください。
※各賞のノミネートは、これまでのJリーグアウォーズの受賞歴や選考委員会の推薦により選定致しました。
1993/5/15 ’93Jリーグサントリーシリーズ 第1節 V川崎 1-2 横浜M
国立競技場に6万人近くの大観衆を集めたV川崎と横浜Mによる記念すべきJリーグのオープニングマッチ。試合はマイヤーのJリーグファーストゴールでV川崎が先制するも、後半に入って横浜Mが反撃。エバートン、ディアスの連続ゴールで逆転に成功し、横浜MがJリーグの歴史における初の勝者となった。
1994/12/2 ’94Jリーグサントリーチャンピオンシップ 第2節 V川崎 1-0 広島
連覇を狙うV川崎が広島と対戦したチャンピオンシップの第2戦。第1戦を1-0とモノにしており優位な状況で迎えたが、司令塔のラモス瑠偉が故障を抱えたまま強行出場した。逆転勝利を狙う広島の攻勢を受け、V川崎は苦しい戦いとなったものの、スコアレスで迎えた80分、ラモスがGKの頭上を越す鮮やかな決勝ゴールを叩き込み、1-0と勝利。V川崎に連覇をもたらしたラモスの芸術的なループ弾は今も語り草となっている。
1999/5/5 1999Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第11節 鹿島 1-2 磐田
当時のJリーグを牽引した鹿島と磐田の2強対決は、両者の意地とプライドがぶつかり合う激戦となった。20歳の小笠原満男のJ1初ゴールで鹿島が先制に成功するも、粘る磐田は終了間際の84分、名波浩が鮮やかな直接FKを叩き込み、試合を振り出しに戻した。試合は1-1のまま延長戦に突入。そして迎えた延長後半の111分、藤田俊哉がVゴールをマークし、2-1で磐田が激闘を制した。
1999/12/11 1999Jリーグ サントリーチャンピオンシップ 第2戦 清水 2-1(PK2-4) 磐田
静岡勢によるチャンピオンシップは、壮絶な決着となった。第1戦を2-1でモノにしたのは磐田だったが、第2戦は清水が先制され、退場者を出しながらも澤登正朗の直接FKで追いつくと、延長前半の99分、ファビーニョのVゴールが決まり、2-1と勝利。2戦合計タイスコアとなり優勝の行方はPK戦に委ねられたが、4人全員が成功した磐田が2年ぶり二度目のリーグ制覇を成し遂げた。
2001/12/8 2001サントリーチャンピオンシップ 第2戦 鹿島 1-0 磐田
連覇を狙う鹿島か。覇権奪回を目指す磐田か。黄金時代を築く両雄が優勝をかけて争ったチャンピオンシップは、2試合ともに引き分けに終わったため、Vゴール方式の延長戦で決着が付けられることとなった。ここで輝きを放ったのが、小笠原満男だった。延長前半の100分、FKを直接叩き込んで優勝を決めるVゴール。鹿島に四度目のリーグタイトルをもたらした。
2002/8/3 2002Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第12節 磐田 5-4 G大阪
1stステージを圧倒的な強さで制した磐田は、2ndステージでも勢いが衰えなかった。優勝を争ったG大阪との直接対決では常に先行される苦しい戦いとなった。しかし2-4で迎えた82分に高原直泰のゴールで詰め寄ると、89分には服部年宏が起死回生の同点ゴールをマーク。そして迎えた延長前半の97分、西紀寛が劇的なVゴール弾を叩き込み、5-4と激しい撃ち合いを制した。この勝利で勢いに乗った磐田はそのまま2ndステージを無敗で乗り切り、完全優勝を成し遂げている。
2003/11/29 2003Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 第15節 横浜FM 2-1 磐田
4チームに優勝の可能性が残された最終節。3位の横浜FMは首位の磐田と対戦した。優勝のためには勝利が絶対条件だったが、開始早々に失点すると、その後に退場者を出し数的不利に陥ってしまう。それでも追いついて迎えた終了間際の89分、久保竜彦の伝説的なヘディングゴールが決まって2-1と逆転勝利。同時刻に行われていた試合で2位の鹿島が浦和と引き分けたことで、優勝が決まり、1stステージも制していた横浜FMが完全優勝を成し遂げた。
2004/12/11 2004サントリーチャンピオンシップ 第2戦 浦和 1-0(PK2-4) 横浜FM
連覇を狙う横浜FMが、勢いに乗る浦和の挑戦を退けた。第1戦を1-0で制していた横浜FMだったが、第2戦では0-1と敗戦。2戦合計で1-1のタイスコアに終わったため、Vゴール方式の延長戦を行ったものの、ここでも決着がつかず。PK戦に持ち込まれると、浦和は田中マルクス闘莉王と長谷部誠が失敗したのに対し、横浜FMは3人が成功。4人目のキッカー、ドゥトラが冷静にGKの逆に流し込み、リーグ連覇が決定した。
2005/12/3 2005Jリーグ ディビジョン1 第34節 川崎F 2-4 G大阪
首位のC大阪を勝点1差で追いかけるG大阪は、最終節で川崎Fと対戦。二度先行しながら、その都度追いつかれる苦しい展開だったが、遠藤保仁とアラウージョのゴールで突き放して、4-2と快勝を収めた。同時刻に行われていた試合では、首位C大阪が終了間際にFC東京に追いつかれ引き分けに終わったため、G大阪が劇的な展開で悲願の初優勝を成し遂げた。
2005/12/3 2005Jリーグ ディビジョン1 第34節 C大阪 2-2 FC東京
上位5チームに優勝の可能性が残された最終節。首位のC大阪は勝てば自力優勝が決まる状況だった。エースの西澤明訓の2ゴールで終盤前リードを奪い、初優勝は目前に迫っていたが、そのまま逃げ切るかと思われた終了間際の89分、今野泰幸に同点ゴールを浴びて痛恨のドロー。川崎Fに勝ったG大阪にかわされて初優勝を逃したばかりか、得失点差で浦和、鹿島、千葉にもかわされて5位でシーズンを終えた。つかみかけていた栄光を最後の最後に逃したこの一戦は、“長居の悲劇”としてC大阪のファン・サポーターの胸に深く刻まれている。
2006/5/3 2006Jリーグ ディビジョン1 第11節 千葉 2-0 浦和
オシム監督率いる千葉の集大成と言うべき一戦。人もボールも動く流動的なサッカーで立ち上がりから相手を圧倒すると、73分に巻誠一郎の豪快な一撃で先制に成功。さらに終了間際には右サイドを完璧に崩し、中島浩司が角度のない位置から追加点を奪った。田中マルクス闘莉王、ポンテ、ワシントンら豪華メンバーを揃え、この年、初優勝を成し遂げた浦和を完膚なきまでに叩き潰し、「オシムサッカーの最高傑作」として記憶されている。
2006/11/11 2006Jリーグ ディビジョン1 第30節 FC東京 5-4 川崎F
ともに攻撃的な戦いを標榜する両者の激突は、立ち上がりから激しく動いた。川崎Fは開始7分の谷口博之のゴールを皮切りに、49分までに4-1とリードを奪った。しかし追い込まれたFC東京が、そこから怒涛の反撃を展開。51分に戸田光洋が1点を返すと、83分に平山相太が3点目を奪取。さらに終了間際には宮沢正史と今野泰幸が立て続けにゴールを奪い、FC東京が3点差をひっくり返す奇跡の逆転劇を演じた。この激闘をきっかけに両者のライバル関係が強まり、翌年から両チームの対戦は“多摩川クラシコ”と呼ばれるようになった。
2006/12/2 2006Jリーグ ディビジョン1 第34節 浦和 3-2 G大阪
2位のG大阪との直接対決を制した浦和が、待望のJ1初制覇を果たした一戦。G大阪との勝点差は3だったが、得失点差で6上回っていたため、3点差以内での敗戦でも優勝が決まる状況。しかし21分に先制点を奪われると、嫌な予感が漂った。それでも27分にポンテのゴールで追いつくと、ワシントンが2得点を奪って3-2で逃げ切り、62,241人の大観衆が詰めかけた埼玉スタジアムで、歓喜に酔いしれた。
2008/12/6 2008Jリーグ ディビジョン1 第34節 千葉 4-2 FC東京
17位と降格圏に沈んだまま最終節のFC東京戦を迎えた千葉。15位の磐田、16位の東京Vとの勝点差は2で、残留のためにはFC東京に勝ったうえで、磐田と東京Vの敗戦を願うほかない状況だった。しかし53分までに0-2とリードされ絶体絶命な状況に。ところがここから猛反撃を見せ、74分に途中出場の新居辰基が1点を返すと、わずか11分間で4ゴールを奪った千葉は4-2と逆転勝利を収め、磐田と東京Vが揃って敗れたため、奇跡の残留を実現させた
2009/12/5 2009Jリーグ ディビジョン1 第34節 浦和 0-1 鹿島
3連覇に王手をかけた鹿島が、雨の埼玉スタジアムに乗り込んだ一戦。試合は鹿島が押し気味に進めたが、チャンスを決めきれないもどかしい展開が続いた。しかしスコアレスで迎えた66分、内田篤人のピンポイントクロスを興梠慎三がダイビングヘッドで合わせ、先制に成功。その後の浦和の猛攻を、文字通り身体を張って凌ぎ切り、鹿島がJリーグ史上初となる3連覇の快挙を成し遂げた。
2011/4/23 2011Jリーグ ディビジョン1 第7節 川崎F 1-2 仙台
東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台が、震災後初のゲームで川崎Fと対戦。アウェイながら多くの地元サポーターが詰めかけたなか、魂のこもったパフォーマンスを見せた。雨中の一戦は37分に先制されるも、73分に太田吉彰のゴールで追いつくと、終了間際の87分に鎌田次郎が渾身のヘディングシュートを叩き込み、2-1と逆転勝利を収めた。この年、仙台は復興のシンボルとしてシーズンを戦い抜き、クラブ史上最高となる4位と躍進を遂げた。
2012/11/24 2012Jリーグ ディビジョン1 第33節 広島 4-1 C大阪
森保一監督率いる広島が仙台とのデッドヒートを制し、悲願の初優勝を成し遂げた一戦。17分の髙萩洋次郎のゴールを皮切りに、青山敏弘、佐藤寿人と主軸が揃ってゴールを奪うなど、4-1とC大阪を圧倒した。監督1年目の指揮官の下、当時オリジナル10で唯一タイトルのなかった広島が初めて歓喜に包まれた瞬間だった。
2015/12/2 明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第1戦 G大阪 2-3 広島
11年ぶりに復活したチャンピオンシップの決勝は、年間勝点1位の広島と同3位のG大阪の対戦となった。G大阪のホームで行われた第1戦は、まさに激闘となった。60分にG大阪が先制するも、80分に広島が同点に追いつく。しかし直後にG大阪が再度勝ち越し、勝利に大きく近づいた。ところが終了間際にドラマが待っていた。90+1分に広島は佐々木翔のヘッドで同点に追いつくと、90+6分には柏好文が値千金の決勝ゴールをマーク。3-2と逆転勝利を収めた広島は、第2戦を1-1の引き分けで乗り切り、2戦合計4-3で2年ぶり三度目の優勝を果たした。
2017/10/14 2017明治安田生命J1リーグ 第29節 川崎F 3-2 仙台
逆転優勝のために負けられない状況で迎えた仙台との一戦は、42分に大黒柱の家長昭博が退場となると、その後に2点を先行され、絶体絶命の状況に。しかし82分にエウシーニョが1点を返すと、84分と87分に小林悠が立て続けにゴールを奪取。頼れるエースの活躍で逆転勝利を収めた川崎Fは、そのまま初優勝に向けて一気に突っ走った。
2017/12/2 2017明治安田生命J1リーグ 第34節 川崎F 5-0 大宮
それまでJ1、リーグカップ、天皇杯で準優勝を8度味わい、「シルバーコレクター」と揶揄されてきた川崎Fが、遂に悲願の初タイトルを獲得した一戦。首位の鹿島に2ポイント差の2位で迎えた最終節。川崎Fはプレッシャーに屈せず、エース小林悠のハットトリックなど圧巻のゴールラッシュを展開し、5-0と快勝を収めた。同時刻に行われていた試合で鹿島が磐田と引き分けたことで両者は勝点72で並んだものの、得失点差で大きく上回った川崎Fが念願のタイトルを掴んだ。