明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017の鹿島アントラーズvsセビージャFCが22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島が2-0でセビージャを下した。
前半から主導権を握ったのはセビージャだった。正確なパス回しで鹿島守備陣を翻弄すると、ホアキン コレアやルイス ムリエルが決定的なシュートを放つ。しかし、鹿島はGK曽ヶ端 準を中心にこれを凌ぎ、前半を0-0で折り返す。
後半に入ってもセビージャペースは変わらなかったが、先制したのは鹿島だった。72分、途中出場の安部 裕葵が鋭いドリブルでDFをかわしエリア内に侵入すると、鈴木 優磨に決定的なラストパスを供給。鈴木は落ち着いてセビージャゴールに蹴り込んで、貴重な先制ゴールを奪った。
その後は再びセビージャに攻め込まれたが、身体を張った守備で応戦。終了間際には再び鈴木がCKからネットを揺らし、鹿島がスペインの強豪から会心の勝利を挙げている。
■試合データ
鹿島vsセビージャFC