Jリーグは、この度、タイの大手放送局 TRUE VISIONS(以下、「TRUE」)にて、明治安田生命J1リーグ・J2リーグ のテレビ放送を開始することを決定しました。
本日18日に、タイ・バンコクにて放送開始を記念した記者会見が開催されました。アジア戦略を推進するJリーグにとってタイは非常に重要な市場であり、TRUEという強力なパートナーと組むことで、 多くのタイ国民にもJリーグを楽しんでいただけることとなります。
タイ代表の人気選手、チャナティップ ソングラシン選手の北海道コンサドーレ札幌への加入も既に発表され、タイでのJリーグへの注目が日に日に増していることも、今回の放送実現に大きな後押しとなりました。
【概要】
■放送予定試合:
明治安田生命J1リーグ(3試合/節)
明治安田生命J2リーグ(1試合/節)
JリーグYBCルヴァンカップ(年間20試合)
FUJI XEROX SUPER CUP
■放送チャンネル:
True Sport HD2, True Sport HD3, True Sport 6
※TRUEの全ての加入者が追加料金無しでJリーグを視聴可能。
■放送開始
6月を予定
【TRUE VISIONS について】
タイ最大の衛星放送およびケーブルテレビプラットフォーム。同事業はアグリビジネス、セブンイレブン、通信事業などを展開する CP(チャルーン・ボーカパン)グループ傘下のTRUEグループが運営している。視聴者は約3.1百万人。近年人気が過熱しているタイリーグや、欧州の主要サッカーリーグも多く放送しているタイ国内最大手のプラットフォーム。
【Jリーグのタイにおける主な活動】2012年にタイリーグとのリーグ間パートナーシップを締結。その後、複数のJクラブがタイのクラブとクラブ間提携を結び、様々な交流が続いている。2017シーズンに、鹿児島ユナイテッドFCにシティチョーク パソ選手がタイ人として初めてJリーグに加入。さらに札幌は、チャナティップ ソングラシン選手の夏からの加入を発表している。2017年1月には、Jリーグアジアチャレンジ in タイ インターリーグカップをバンコクにて開催。鹿島アントラーズ、横浜F・マリノスが参戦した。
本日行われた記者会見に出席した、TRUEグループ取締役のカチョーン氏、株式会社Jリーグホールディングス 代表取締役社長の小西 孝生が以下のようにコメントしています。
■カチョーン(Kachorn Chiaravanont)氏 TRUEグループ取締役
「アジアで No.1 のリーグとして、Jリーグが真っ先に頭に浮かびました。Jリーグは発展を続けアジアで最も成功しているリーグと言えます。また、2012年にJリーグとタイリーグの間でパートナーシップを締結して以降、ノウハウの共有や様々な交流プログラ ムが両リーグ間で進んでいます。 そして今回、このアジア最高のリーグを Trueで放送するという歴史的な第一歩を歩むことになります。 多くのタイ人ファンがこれからJリーグで活躍するチャナティップ選手をTRUEを通じて応援することになります。これはタイにとって名誉なことであり、また、タイサッカーを国際的な水準に引き上げるきっかけになると信じています」
■小西 孝生 株式会社Jリーグホールディングス 代表取締役社長
「タイで非常に多くの視聴者を持つTRUEにてJリーグの放送が始まることになり、非常に嬉しく思います。1人でも多くのタイの皆様にJリーグを見て楽しんでいただければと思います。今年の夏にはタイ代表の人気選手チャナティップ選手が北海道コンサドーレ札幌に加入します。私も非常に楽しみですし、皆様も是非TRUEを通じて観戦、応援してください。ヴィッセル神戸にはドイツの英雄である、ルーカス ポドルスキ選手が加入予定であり、ワールドクラスのプレーにも注目ください。Jリーグは非常に拮抗したリーグであり、毎年どこが優勝するか分かりません。きっと皆様にも楽しんでいただけると思います。近いうちに、日本代表とタイ代表が一緒にワールドカップへ出場する日が来ることを確信しております」