2017年2月18日(土) 16:57
鹿島アントラーズ優勝における村井 満チェアマンコメント【FUJI XEROX SUPER CUP 2017】
24回目の開催となった本日は、48,250人(本大会歴代3位)の大観衆のもと、鹿島アントラーズが勝負強さを発揮して勝利し、Jリーグの2017シーズン最初の大会を制しました。
両チームともに今シーズンに賭ける意気込みを感じました。鹿島アントラーズは準優勝を果たした昨年のFIFAクラブワールドカップの勢いをそのまま持ち込んだかのような、躍動感あふれる戦いぶりでした。浦和レッズも、AFCチャンピオンズリーグのシドニーでのアウェイ戦を控えて士気が高く、負けはしたものの今年は本気で結果を出していくという気概を感じました。日本を代表する両クラブの対戦にふさわしい一戦だったと思います。
8回目を迎えるNEXT GENERATION MATCHは、14,214 人が見守るなか、高校選抜が見事な勝利を収めました。Jリーグ選抜は球際や当たりの強さ、ゴールに向かう姿勢などさらなるレベルアップを求めます。選手たちが一番感じていると思います。様々な環境で育った選手が競い合い、気づく機会があることは非常によいことです。今年は U-17・U-20両世代のワールドカップイヤーでもありますが、若い世代の活躍がJリーグの活性化を促し、東京五輪に向け日本代表のさらなる躍進につながることを期待します。
最後になりますが、長きにわたりご支援いただいております富士ゼロックス株式会社様ならびに大会関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。