「2017 Jリーグ アジアチャレンジinタイ インターリーグカップ」の開幕を翌日に控えた、参加4チームの選手コメントです。
■永木 亮太(鹿島/MF)
「慣れない場所での試合ですけど、去年僕たちは良い成績を収めたので、その成績に恥じないように、良いサッカーを見せたいです。
タイには前のチーム(湘南)で一回来たことがあって、試合もやったんですが、球際も激しいですし、前線に速いアタッカーがいたり、技術のある外国籍選手がいたりと、特長のあるチームが多いという印象です。
今日、練習した感じでは芝も日本と違いますし、気温もだいぶ高いですけど、それを言い訳にせず、しっかりとこの環境に慣れて、明日の試合に備えたいと思います。どんな試合でも勝ちに拘るのが鹿島。そういった姿勢を見せたいと思います」
■喜田 拓也(横浜FM/MF)
「まずはこの大会に招いてもらって光栄です。日本以外のチームと対戦する機会はなかなかないので、すごく新鮮ですし、新しいチームが始動したばかりのタイミングで試合ができるのは意味があると思う。大切な試合になると思います。
僕自身、タイの試合はあまり見たことがないですし、具体的なイメージは浮かんでこないですけど、初戦のバンコク・ユナイテッドは良いチームだと聞いています。そういうチームに対して自分たちがどういうプレーをするかが重要。そこにフォーカスして、良い成果を得られるように頑張っていきたいです。
今回のように注目度が高い試合はなかなか経験できるものでもない。そのなかでマリノスがこういうサッカーをするんだという意思表示ができればいいし、そのうえで結果が伴えばいいかなと思います」
■ポクラウ・アナン(バンコク・ユナイテッド/MF)
「能力の高い日本のチームと対戦することに対して、今は少し緊張しています。ただ、経験を積む意味とチームをレベルアップさせるために、全員で一丸となって全力で戦おうと思います。
鹿島アントラーズは、昨年末のレアル・マドリードと戦った試合を見ました。あのようなスター選手が揃ったチームと互角の試合をしたのだから、良いチームだと思います。
Jリーグの選手で知っているのは、中村 俊輔選手ですね。Jリーグは一流のリーグだと思いますし、能力が高いところだと思っています。タイの選手が夢見るリーグの一つですね。
実際に、今シーズンからJリーグのチームに加入する選手(チャナティプ ソングラシン)がいますが、彼は日本でプレーしたいと願う、僕たちタイ人の選手に扉を開いてくれました。自分の能力をさらに高めて、日本でプレーしたいという目標がさらに強まりました。
僕たちのチームは、ACLのプレーオフで、ガンバ大阪と戦う可能性があります。今回の大会で、日本のチームのスタイルを肌で感じ、自分たちのプレーを見直して、ACLに役立てたいという想いがあります。当然、ガンバに勝って、次のステージに進みたいと思っています」
――3月のワールドカップアジア最終予選の日本代表戦で、タイ代表に選出される可能性があるが。
「本田 圭佑選手といった、ヨーロッパで活躍している選手と対戦することを考えると緊張します。本田選手には一度以前会ったことがありますが、アジアのレベルで戦うためには、もっと上手くならなければいけないと思っています。今回の大会は難しい戦いになると思いますが、結果を残すため、そして僕たちのファンに笑顔を届けるために、チーム一丸となって、全力を尽くして戦います」
■チャナナン・ポンブッパー(スパンブリーFC/FW)
「Jリーグの有名なチームと試合できることがとても嬉しいです。このような経験はあまりないので、ワクワクしています。
鹿島とレアル・マドリードの試合を見ました。そこまで日本のチームのことは詳しくはありませんが、組織が凄く優れているのは知っています。Jリーグは一流で、アジアの中でもトップクラス。タイリーグのお手本になるようなリーグだと思っています。
タイから日本に行く選手もでてきました。彼にとってはとても良い機会だと思いますし、これから彼に続く選手も増えていくと思う。僕も将来的に、日本に行きたいと思っています。
今回の大会には全力で臨み、良い結果か出るように頑張りたいと思います」