1月22日に、Jリーグ DAZNニューイヤーカップの沖縄ラウンドが開幕する。
このラウンドに出場するのは、北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、FC琉球の3チーム。J1、J2、J3各リーグから、それぞれ1チームが参戦することとなった。
大会初日には千葉と琉球が対戦する。千葉はアルゼンチン出身のフアン エスナイデル新監督のもとで、いかなるサッカーを披露するかに注目が集まる。スペインで経験を積んできた指揮官だが、そのスタイルが千葉にフィットするかは未知数な部分。まずはシーズン最初の大会で、可能性の一端を示したい。
一方の琉球は、金 鍾成監督の下で2年目のシーズンとなる。昨季のJ3では攻撃サッカーで躍進を遂げ、リーグ3位の46ゴールを記録した。エースの田中 恵太の移籍は痛手だが、新たな得点源の確立が、今大会のテーマとなりそうだ。
大会2日目の25日には、札幌が登場。今季、J1昇格を果たしたチームがJ1仕様へと変貌を遂げられるかどうか。昇格の原動力となった守備の安定感を拠り所にしつつ、攻撃力の向上が求められる。昨季のJ2でしのぎを削った相手から勝利を収め、自信を深めたいところだ。
28日には琉球と札幌が激突。地元の琉球が意地を見せるのか。札幌がJ1チームとしてのプライドを示すのか。見ごたえ十分の“南北対決”となりそうだ。なお、昨年のスカパー!ニューイヤーカップの沖縄ラウンドでも両者は対戦しており、その時は札幌が4-2と勝利を収めている。