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出場クラブ紹介【アジアチャレンジ】

2017年1月18日(水) 12:56

出場クラブ紹介【アジアチャレンジ】

出場クラブ紹介【アジアチャレンジ】
試合は24日(火)、26日(木)ラジャマンガラスタジアムで行われます

1月24日(火)~26日(木)にタイで開催する「2017Jリーグ アジアチャレンジinタイ インターリーグカップ」。ここではJリーグから出場する鹿島と横浜FMのほか、タイのバンコク・ユナイテッド、スパンブリーFCを紹介する。

鹿島アントラーズ
昨季、Jリーグと天皇杯の2冠を達成し、クラブワールドカップ(CWC)でもインパクトのある戦いを披露した。国内最多タイトルを保持する鹿島アントラーズは、新たな黄金期の始まりを予感させている。

新シーズンに向けての強化にも抜かりはない。ヴィッセル神戸よりペドロ ジュニオール、アルビレックス新潟よりレオ シルバというJリーグで実績十分の2人に加え、元ブラジル代表の肩書を持つレアンドロを獲得。さらにアビスパ福岡から成長著しい金森 健志、湘南ベルマーレから守備のユーティリティ三竿 雄斗も迎え入れ、盤石の態勢を整えつつある。10番を背負う司令塔・柴崎 岳の去就は不透明ながら、リーグ、ACLを並行して戦う今季に向けて、昨季以上の戦力を手にしたのは間違いない。

若手や新戦力にとって、このアジアチャレンジは絶好のアピールの機会となるだろう
若手や新戦力にとって、このアジアチャレンジは絶好のアピールの機会となるだろう

チャンピオンシップやCWCで活躍した鈴木 優磨といった若手のさらなる成長も期待が持てる。1月1日まで天皇杯を戦ったためオフの期間は限られたものの、新戦力や出番が少なかった若手にとって、このアジアチャレンジは絶好のアピールの機会となる。

既存の戦力に、新たな力をいかに融合できるかが今大会の焦点となるだろう。

横浜F・マリノス
クラブのレジェンドである中村 俊輔がジュビロ磐田に移籍したのをはじめ、兵藤 慎剛(→北海道コンサドーレ札幌)、榎本 哲也(→浦和レッズ)ファビオ(→ガンバ大阪)小林 祐三(→サガン鳥栖)と主力クラスが、次々に他クラブへと新天地を求めた。

主力の流出が浮き彫りとなる一方で、若い実力者を複数迎え入れている。名古屋グランパスから扇原 貴宏、アルビレックス新潟から松原 健、柏レイソルから山中 亮輔と、次代を担うタレントが加入。さらにレッドスター・ベオグラード(セルビア)よりウーゴ ヴィエイラというエース候補も獲得。“新生・マリノス”を印象付けるメンバー構成となった。

3シーズン目を迎えるエリク モンバエルツ監督のもと、今季初の実戦の場で、新たなチームの可能性を示したい
3シーズン目を迎えるエリク モンバエルツ監督のもと、今季初の実戦の場で、新たなチームの可能性を示したい

戦力が大幅に入れ替わった横浜FMにとって、このアジアチャレンジは新シーズンに向けて重要な強化の場となる。タイの強豪チーム相手に、生まれ変わったチームはいかなる戦いを見せるのか。3シーズン目を迎えるフランス人指揮官、エリク モンバエルツ監督のもと、新戦力がまずはその戦術やスタイルを理解することが求められる。
課題や不具合が浮き彫りとなる可能性もあるが、今季初の実戦の場で、新たなチームの可能性を示したい。

■バンコク・ユナイテッド
1998年にバンコク大学の学生チーム「バンコク・ユニバーシティFC」として発足し、2006年にタイ・プレミアリーグで初優勝。2007年にはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場し、グループリーグでは川崎フロンターレと戦った。
2009年に、チーム名をバンコク・ユナイテッドに改称。これまでに末岡 龍二(元アルビレックス新潟)や宇留野 純(元ロアッソ熊本など)ら日本人選手が在籍していたこともある。

昨季の国内リーグではムアントン・ユナイテッドに次いで2位となり、今季のACLのプレーオフに出場。ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)との2回戦に勝利すれば、本戦出場をかけてガンバ大阪と対戦することになる。それだけに日本勢と対戦する今回のアジアチャレンジは、ACLに向けての重要なシミュレーションの場となるはずだ。

新シーズンに向けて、タイ代表に名を連ねるポクラウ・アナンを獲得するなど、戦力強化に抜かりはない。日本勢にとって、手ごわい相手となるだろう。

■スパンブリーFC
1998年に、タイ中央地域に位置するスパンブリー県に誕生したクラブ。タイトル獲得はないものの、着実に強化を推し進めるなか、2014年にはカレン ロバート(元磐田など)が在籍。2015年にはタイ・プレミアリーグで3位に躍進するなど、国内で頭角を現している。
昨シーズンは得点力不足が響き10位という結果に終わり、新シーズンでの巻き返しを狙っている。

チームの主軸を担うのは、タイ代表に名を連ねるMFチャール ヤニック・チャップイ。タイ人とスイス人のハーフで、2009年にU-17スイス代表として、U-17ワールドカップに出場した経験を持ち、昨年に行われたワールドカップアジア最終予選の日本代表戦にも出場した。また守護神のシンタウィーチャイ ハタイラタナクンも現役のタイ代表で、各エリアに実力者が揃っている。

2013年より横浜F・マリノスとパートナーシップ提携し、育成年代では活発な交流が行われている。トップチーム同士が対戦する今大会は、両クラブにとって意義深いものとなるだろう。

アジアチャレンジinタイ インターリーグカップ

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