明治安田生命J2リーグは、23日に第37節の9試合が開催。2位の松本は愛媛と引き分け、前日に東京Vに敗れた首位札幌との差をわずかに縮めた。一方、北九州に勝利した清水が山形と引き分けたC大阪をかわして3位に浮上している。
愛媛をホームに迎えた松本は、74分に先制を許したものの、その5分後に三島 康平がPKから同点ゴールを奪い、1-1と引き分けた。前節まで3位のC大阪は、山形とホームで対戦。大黒 将志に2点を奪われ1-2とリードを許したが、90+4分に山村 和也が起死回生の同点ゴールを奪取。ホームで薄氷の勝点1を手にした。ホームで北九州と対戦した清水は、またしても大前 元紀と鄭 大世の“アベック弾”が飛び出し2-0と快勝。勝点3を加え、C大阪をかわして3位に浮上した。
5位の岡山は矢島 慎也のゴールで先制しながら、終盤の2失点で金沢に逆転負け。 勝った金沢は北九州と、前日に町田に敗れた岐阜をかわして20位に浮上し、降格圏を脱出した。
6位の京都は水戸と1-1で引き分け、3連勝はならず。横浜FCは後半の2ゴールで3-2と群馬に競り勝って、昇格プレーオフ進出に望みをつないだ。
讃岐と熊本の一戦は、互いに決定力を欠いてスコアレスドロー。長崎は永井 龍の決勝ゴールで2-1と山口を下した。徳島vs千葉の一戦は、19分に生まれた佐藤 晃大のゴールを守り抜いた前者に軍配。一方、敗れた千葉は泥沼の4連敗となった。
■試合データ
水戸vs京都
横浜FCvs群馬
清水vs北九州
讃岐vs熊本
長崎vs山口
松本vs愛媛
C大阪vs山形
岡山vs金沢
徳島vs千葉