明治安田生命J2リーグは28日に第15節の9試合が行なわれ、首位札幌が町田を3-1で下して6連勝を達成。また、4試合勝利から見放されていた清水は群馬に8-0で大勝し、久々の白星を手にしている。
札幌と山口による上位対決は、後半開始早々にエース都倉 賢のゴールで札幌が先制すると、このあとも内村 圭宏、ジュリーニョが加点する一方的な展開に。爆発的な得点力を誇る山口の攻撃陣もこの日は鳴りを潜め、82分に庄司 悦大が1点を返すので精一杯。勝利した札幌は連勝を6に伸ばしている。
また、その札幌を追いかける町田は、ノエスタで熊本と対戦。エース鈴木 孝司が2ゴールを挙げ、2-0で勝利。3試合ぶりの勝利を手にした。一方、震災の影響で一時リーグを離れていた熊本は復帰3戦目でも白星を手にすることはできず。リーグ戦5連敗と苦しい戦いが続いている。
ホームに岡山を迎えたC大阪は、13分に豊川 雄太にゴールを許すも、31分に清原 翔平のゴールで同点に追い付くと、63分には山村 和也が逆転弾。このリードを守りきり、4試合ぶりの勝利を手にした。また、好調の京都は57分にイ ヨンジェが決勝点を挙げ、3連勝とした。
この結果、勝点を32に伸ばした札幌が首位を快走。2位には同28の町田が、3位には得失点差でC大阪が続いている。また、同26の京都は4位にまで順位を上げてきている。
この日攻撃陣が爆発したのは、群馬をホームに迎えた清水。開始早々に白崎 凌兵のゴールで先制すると、その後は鄭 大世、大前 元紀、村田 和哉と自慢の攻撃トリオがそれぞれ2ゴールと大暴れ。最後は金子 翔太のゴールで締めくくり、8-0と歴史的大勝を収めた。
このほか、千葉は長崎と1-1のドロー。復調の気配を漂わせる山形は、岐阜に1-0で勝利した。讃岐と水戸は1-1の引き分け。徳島は北九州を1-0で下している。
■試合データ
讃岐vs水戸
徳島vs北九州
札幌vs山口
清水vs群馬
京都vs横浜FC
岐阜vs山形
長崎vs千葉
C大阪vs岡山
熊本vs町田