ジュビロ磐田は9日、MF遠藤 保仁が2023シーズンをもって現役を引退することを発表しました。また今季より、ガンバ大阪のトップチームコーチに就任することも併せて発表しています。
遠藤は鹿児島実業高より1998年に横浜フリューゲルスに加入。その後、京都パープルサンガでのプレーを経て2001年にG大阪に移籍すると、2005年、2014年と二度のJ1リーグ優勝をはじめ、数々のタイトル獲得に貢献しました。Jリーグベストイレブンは歴代最多となる12回受賞し、2014年にはMVPも獲得。2020年途中より磐田に在籍していました。
26年に渡る現役生活ではJ1リーグ通算672試合・103得点、J2リーグ通算104試合・10得点を記録。日本代表としても活躍し、2006年、2010年、2014年と三度のワールドカップに出場。国際Aマッチ通算152試合・15得点を記録しました。
クラブを通じて遠藤は次のようにコメントしています。
「ジュビロ磐田のファン・サポーターの皆様、私は2023シーズンをもちまして現役生活に終止符を打ち、引退することを決めました。ジュビロには2020シーズンの途中から移籍をさせていただき、加入当初はJ2で、翌シーズンもJ2で戦って、見事優勝・J1昇格という良い想い出ももちろんありますが、J2に降格してしまったという悔しい思いもしました。ただ、2023シーズンでまたJ1に上がることができて、来シーズンはJ1でみんなが輝いているところを陰ながら応援したいと思っております。私自身、磐田・浜松での生活を本当に楽しめました。皆さんが優しく接してくれ、リスペクトしてくれて、素晴らしい約3年間を過ごせたと思っています。サッカーの部分でもすごく楽しく、毎日充実した日々を送ることができたのも、皆さんのおかげだと感謝しています。
今シーズン、僕自身はガンバ大阪のコーチをすることが決定していますが、吹田スタジアムにジュビロの皆さんも来られると思うので、また会えるときを楽しみにしています。
素晴らしい関係をジュビロ磐田の皆さんと、磐田・浜松の皆さんと築くことができたので、また磐田・浜松に遊びに行きたいなと思っています約3シーズン、お世話になりました。最高の想い出ができたと思っております。本当にありがとうございました。バイバイ!」