北海道コンサドーレ札幌は27日、MF小野 伸二が今季をもって現役を引退することを発表しました。
小野は1998年に清水商業高から浦和レッズに加入。2001年にフェイエノールト(オランダ)へ移籍すると、2006年に浦和に復帰。その後、ボーフム(ドイツ)、清水エスパルス、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC(オーストラリア)でのプレーを経て2014年に札幌に加入。2019年にFC琉球に移籍したものの、2021年より再び札幌に在籍していました。
26年に渡る現役生活では、J1リーグ通算206試合・29得点、J2リーグ通算86試合・9得点を記録(2023年9月27日現在)。1998年にはJリーグ新人王とベストイレブンに輝いています。
また日本代表としても活躍し、1998年、2002年、2006年と3大会連続でワールドカップに出場するなど、国際Aマッチ通算56試合・6得点を記録しました。
クラブを通じて小野は、次のようにコメントしています。
「皆さまに、ご報告があります。サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました。まだシーズン残り数試合ありますが、僕も試合に少しでも関われるように変わらず良い準備をしていきます。最後まで応援よろしくお願いします」