明治安田生命J1リーグは18日からの3日間に渡って、第24節の9試合が行われる。
首位の神戸はホームで柏と対戦。前節は川崎Fを下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。7月の月間MVPに輝き、前節も決勝点を決めた大迫 勇也が今節も結果を残せるか。対する柏はC大阪と引き分け、2連勝はならなかった。終了間際に追いつかれただけに、試合の終わらせ方がテーマとなるだろう。
2位の横浜FMはホームにFC東京を迎える。前節はG大阪に競り勝ち、4戦ぶりに白星を掴んでいる。今節はエウベルが出場停止となるだけに、前節ゴールを決めたヤン マテウスとアンデルソン ロペスに大きな期待がかかる。FC東京は京都を下し、2連勝を達成。2試合連続完封勝利と安定した守備組織を備えるものの、今節は最終ラインを支えるエンリケ トレヴィザンが出場停止となる。代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。
浦和vs名古屋は4位と3位の対戦となる。浦和は前節広島に敗れ、4試合勝利なしとなった。この間、わずか1得点の攻撃面にテコ入れを図りたい。対する名古屋は鹿島を下し、2連勝を達成した。もっとも今節は浦和からの期限付き移籍で加入したキャスパー ユンカーが契約上、出場することができない。得点源が不在のなか、広島から加わった森島 司に期待がかかる。
5位の鹿島はホームに鳥栖を迎える。前節は名古屋に敗れ、3連勝はならなかった。守備の安定感は備わるだけに、前節復帰した知念 慶が攻撃に勢いをもたらしたい。鳥栖は札幌と引き分け、3試合勝利なし。加入後初ゴールを決めた河原 創が、チームに勝点3をもたらす活躍を見せられるか。
5連勝と勢いに乗る福岡は、ホームで新潟と対戦。前節は横浜FCを2-0と撃破した。2ゴールで勝利の立役者となった佐藤 凌我が今節も輝きを放てるか。一方の新潟は湘南と引き分け、2試合勝利なし。それでも終了間際に追いつく粘り強さを披露した。こちらは復活の2ゴールを決めた高木 善朗に大きな期待がかかる。
広島vs川崎Fは8位と9位の対戦となる。広島は前節、浦和に逆転勝利を収め、7試合ぶりに勝点3を手にした。加入後初ゴールを決めた加藤 陸次樹がチームにさらなる勢いをもたらしたい。川崎Fは神戸に敗れ、3試合勝利なしとなった。苦しい戦いが続くなか、前回対戦で決勝点を決めた脇坂 泰斗が再び大仕事をやってのけるか。
G大阪はホームに湘南を迎える。前節は横浜FMに敗れ、9試合ぶりの黒星を喫した。食野 亮太郎が好調を維持する一方、失点が増えつつある守備組織を上手く修正したい。湘南は前節、新潟と引き分け、最下位から抜け出せなかった。それでもディサロ 燦シルヴァーノが加入後すぐさま結果を出したのは好材料。G大阪には前回対戦で快勝を収めているだけに、再び勝利を手にし、好転のきっかけを掴みたいところだ。
京都はホームで札幌と対戦。前節はFC東京に敗れ、2連敗となった。2試合連続ゴールのない攻撃陣が意地を見せられるか。札幌は鳥栖に敗れ、こちらは7試合勝利から遠ざかっている。9戦ぶりにゴールを決めた浅野 雄也が嫌な流れを断ち切る役割を担いたい。
横浜FCはホームにC大阪を迎える。前節は福岡に敗れ、3試合ぶりに黒星を喫した。スタメン出場を続けながら、1ゴールに留まるマルセロ ヒアンに結果が求められるだろう。C大阪は柏と引き分け、2試合勝利なし。新加入の渡邉 りょうに初ゴールは生まれるか。そのパフォーマンスに注目が集まる。
■各試合の見どころをチェック
福岡vs新潟
浦和vs名古屋
鹿島vs鳥栖
京都vs札幌
G大阪vs湘南
神戸vs柏
広島vs川崎F
横浜FMvsFC東京
横浜FCvsC大阪