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出口が見えてきた今こそ、一緒にサッカーの情熱を取り戻すことに協力していただきたい。第55回新型コロナウイルス対策連絡会議

2022年5月31日(火) 11:20

出口が見えてきた今こそ、一緒にサッカーの情熱を取り戻すことに協力していただきたい。第55回新型コロナウイルス対策連絡会議

出口が見えてきた今こそ、一緒にサッカーの情熱を取り戻すことに協力していただきたい。第55回新型コロナウイルス対策連絡会議
一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の55回目が、23日に開かれた

一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の55回目が、23日に開かれた。

今回の会議では、免疫学の専門家である大阪大学の宮坂昌之教授が出席し、ワクチン接種の効果について、詳細な説明があったという。

Jリーグでは70%近い選手が3回目の接種済み、もしくは接種予定となっている。Jリーグの野々村 芳和チェアマンは、「(ワクチンの)副反応の怖さよりも、メリットのほうが上回る。とはいえ、選手としては副反応を今のスケジュールのなかで処理することは簡単ではない。リーグとしてはオフ期間にみんなで一斉にできるのであれば、(副反応の)リスクをだいぶ下げられるのかなと感じている。年間のスケジュールも含めて、今後のワクチン接種を考えていきたい」と話した。

また、Jリーグは5月17日に「声出し応援の段階的導入」を発表したが、5月19日から23日までJリーグIDを活用し、声出し応援に関するアンケートを実施。およそ1万8000人の回答があり、約76%が「賛成」という結果だったことが報告されている。

一方で、現時点では声出し応援が緩和されていない状況だが、一部の会場では歌を歌うなどの行為が見られている。

この状況について野々村チェアマンは「日本のコロナの政策のなかでこの2年半やっているわけで、海外と比較してもしょうがない。そのなかでどうやって前に進めるかということで、いろんな準備をしています。先日、町田に行きましたが、FC町田ゼルビアのサポーターの皆さんは『ともに情熱を取り戻しましょう』という横断幕を出してくれていましたし、多くの人たちには理解していただいているとは思っています」と、話した。そのうえで、「(ご質問の件では)今の状況では各クラブの運営管理能力が問われる。」とガバナンス上看過できない状況であることを伝えたうえで「(運営をしっかりやっていくことに対しては)リーグはもちろんサポートしますが、(感染対策に配慮のない行為を行うことで)自分の応援するクラブの管理能力が疑われればクラブにとっても相当なデメリットになる。」

「出口が見えてきた今こそ、一緒になってサッカーの情熱を取り戻すことを協力していただきたいと思います」と、改めて理解を求めている。

 

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