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今後先生方からいろいろ勉強させていただきながら、なるべく早く元の状態に戻れるようにしてきたい。野々村チェアマン就任後初の連絡会議。 第51回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート

2022年3月28日(月) 12:20

今後先生方からいろいろ勉強させていただきながら、なるべく早く元の状態に戻れるようにしてきたい。野々村チェアマン就任後初の連絡会議。 第51回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート

今後先生方からいろいろ勉強させていただきながら、なるべく早く元の状態に戻れるようにしてきたい。野々村チェアマン就任後初の連絡会議。 第51回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート
一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の51回目が、22日に開かれた

一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の51回目が、22日に開かれた。会議後の会見には、3月15日に就任した野々村芳和チェアマンが出席している。

今回の会議では、全国的に「まん延防止等重点措置」の解除を受け、今後の対策方針などについて話し合われた。

ひとつ目の焦点となったのは、濃厚接触者について。厚生労働省が保健所に対して事業所の濃厚接触者の特定を一律に求めない方針を示したなか、野々村チェアマンは、「次のステップに進もうという政府の方針に対してリーグではどうしていくのか。58クラブあり、地域によって対応方針も様々ななかで、一定の基準は設けないといけないと思います」と話した。

その上で、すでにJリーグでは独自の濃厚接触者疑いの判断基準を設けており、「方向性は今までと変わらない」とコメント。

「濃厚接触に該当する場合、やはり感染リスクは一定程度あるため、基準は多少見直すものの、、継続していく方針です。さらにクラブによってはリーグが定める基準よりもさらに遡って、もう少し広く濃厚接触者を取る場合もあると思います」とし、現状では独自の濃厚接触疑いの基準は維持する考えを示した。

また野々村チェアマンは、応援スタイルの緩和についても進めていくという。

「今日の会議の冒頭で、気の早い話かもしれないですが、次のフェーズにどう進んでいくのか。応援のスタイルの見直しについてなどを、先生たちの意見を聞きながら考えていきたいとコメントさせていただきました」

現時点では、「見通しについてはまったく立っていない」としながらも、声出し応援の再開について、準備を進めていく考えを明かした。

「安心・安全を維持しながら緩和するために、周りの判断がないと前には進まないわけですけど、どんな準備をしたり、どんなエビデンスがあれば、元に戻るのか。当然ながら(声出し応援は)サッカーを成立させるために必要なことですので、リスクを正しく評価するためのデータをしっかり蓄積していく準備をしたいです。こんなエビデンスがあったらいいのではないかということを、今後先生方からいろいろ勉強させていただきながら、なるべく早く元の状態に戻れるようにしてきたい」

応援スタイルの見直しついて専門家グループの賀来満夫氏は「コロナは口腔内で非常に増えてくるので、特に大きな声を出すことで伝播しやすいのは事実」としたうえで、「しっかりとマスクをつけた時に、どれくらい防ぐことができるのか。そういったエビデンスが少しずつ出ていますので、そういうものを参考にしながら、声を出して応援できるような体制に持って行ければと思います」と、今後の見通しについて語っている。

 

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