中村 俊輔を起点にビルドアップし、“つないで”攻撃を仕掛ける横浜FMと、ロングボールを多用してクリスティアーノら前線の“一発”を狙った柏。立ち上がりから両チームの“色”はくっきりと分かれていた。
序盤は柏がやや押し込んでいたが、徐々に中村がボランチの位置から好配給を見せ始め、横浜FMがペースを握りかけていた。
しかし、28分に右サイドでクリアスティーノがDF1人をドリブルで抜いてクロスを上げ、クリアされるもCKを獲得。それを自ら蹴り、ファーでキム チャンスが競り勝つ。ボールはGKの正面に飛んだが、飯倉 大樹が前に弾き、工藤 壮人が詰めて柏が先制した。