「京阪ダービー」ということもあってだろう。両サポーターがキックオフ前から熱い応援を繰り広げた、万博記念競技場での明治安田生命Ｊ１リーグ １ｓｔステージ 第15節 ガンバ大阪VSヴィッセル神戸。Ｇ大阪は優勝争いに生き残るため、神戸はＧ大阪戦での悔しい歴史を塗り替えるため、直近の公式戦と同じ顔ぶれが勝利を目指して先発のピッチに立った。
立ち上がりはホームのＧ大阪がゲームを支配。ブロックを組んで堅く敷かれた神戸の守備をこじあけようと、ダブルボランチを中心に縦に横に、変化をつけながらボールを動かし、サイドをうまく攻略しながら相手の守備陣を揺さぶる。
本来なら２トップを預かる宇佐美 貴史も、相手の守備をかいくぐろうと低めにポジションをとり組み立てに参加。そのなかから14分、20分と絶妙なタイミングでスルーパスを前線に送り込むが、そのボールに反応した阿部 浩之とパトリックのシュートは神戸のDF陣に対応されゴールネットを揺らせない。前半途中からは連戦の疲れからか運動量が落ち、徐々に全体が間延びしてしまう。
