明治安田生命J1 1stステージ第10節は、6日に7試合が行われた。4連勝中の広島は、アウェーで川崎Fと対戦。立ち上がりに相手のミスを突いて先制すると、その後は押し込まれる時間が続いたものの、今季リーグ戦でわずか6失点という堅守が最後まで崩れることなく逃げ切りに成功。5連勝で、暫定3位に浮上した。逆に川崎Fは3連敗と苦しい状況に陥っている。
2位のFC東京は、武藤 嘉紀の2得点などで3-0としながら、仙台の粘りにあって終盤に立て続けに2失点。なんとか逃げ切ったものの、薄氷の勝利となった。
持ち前のハードワークで主導権を握り続けた松本は、終盤の2得点で甲府に快勝。下位に沈む清水は大前 元紀に2ゴールが生まれたものの鳥栖の反攻を凌ぎ切れず、3試合連続のドローとなった。なお鳥栖の豊田 陽平が6試合連続ゴールを達成している。
新潟は土壇場で山形と引き分けた。1点ビハインドの90+1分、成岡 翔が起死回生の一撃を見舞い、ホームで最低限の勝点を確保した。
横浜FMはホームで名古屋に快勝。10分にアデミウソンが先制点を挙げると、数的優位を手にした後半に中町 公祐が追加点。危険な場面も少なく、2-0と完封勝利を収めた。
マルキーニョスのJ1通算150ゴールで先制した神戸は、前半のうちにPKで追い付かれて引き分けに。エースのメモリアルゴールを勝利で飾れなかった。
なおAFCチャンピオンズリーグに参戦している柏と浦和、G大阪と鹿島の試合は6月3日(水)に行われる。