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首位の琉球は前年王者の秋田に挑む。2位の鹿児島はG大23とアウェイで激突【プレビュー:明治安田J3 第18節】

2018年7月14日(土) 18:45

首位の琉球は前年王者の秋田に挑む。2位の鹿児島はG大23とアウェイで激突【プレビュー:明治安田J3 第18節】

首位の琉球は前年王者の秋田に挑む。2位の鹿児島はG大23とアウェイで激突【プレビュー:明治安田J3 第18節】
今節より間瀬 秀一監督(左)の下でリスタートを切る秋田と金 鍾成監督(右)率いる首位の琉球が激突!

明治安田生命J3リーグは、今節より後半戦に突入する。琉球、鹿児島が躍進を遂げる一方で、昨季王者の秋田は苦しんでいる。果たして後半戦はどのような展開が待ち受けるのか。見逃せない戦いが続いていきそうだ。

秋田vs琉球は、今節の最注目カードとなる。昨季王者と現在の首位チームの一戦は、今季の優勝争いを左右する重要な戦いとなるはずだ。秋田は前節終了後に、杉山 弘一監督との契約を解除し、今節より間瀬 秀一監督の下でリスタートを切る。昇格を目指すチームの決断ははたして吉と出るのか。その初陣に大きな注目が集まる。一方の琉球は8戦負けなしと好調を維持する。前節も藤枝に3-0と快勝。リーグ最多得点を誇る攻撃力を武器に、さらに加速していきそうだ。

2位の鹿児島はアウェイでG大23と対戦。前節は試合が中止となり、琉球にかわされて暫定2位に順位を下げている。直近の2試合はともにドローと勝ち切れていないだけに、結果を手にする勝負強さを示したいところ。G大23も前節は試合がなく、2週間ぶりの一戦に。直近の試合では相模原との打ち合いを制しており、その勢いを今節にも持ち込みたい。

“引き分け地獄”から抜け出した福島。2ゴールと結果を出した武 颯に期待がかかる
“引き分け地獄”から抜け出した福島。2ゴールと結果を出した武 颯に期待がかかる

3位の沼津はアウェイで福島と対戦。前節はYS横浜に競り勝ち、復調の気配を示している。決勝点を決めた畑 潤基が今節もキーパーソンとなるだろう。福島は前節、F東23に競り勝ち、“引き分け地獄”から抜け出している。2ゴールと結果を出した武 颯の出来が勝敗を分けるポイントとなりそうだ。

鳥取はアウェイで富山と対戦。前節は荒天の影響で試合が中止に。16節の試合では北九州に完敗を喫しているだけに、この試合で上手く巻き返しを図りたいところだ。富山は前節、長野に0-5の完敗。隙を見せた守備組織を立て直せるか。安達 亮監督の手腕が問われるだろう。
その富山に大勝を収めた長野は、群馬の本拠地に乗り込む。オランダでプレーする堂安 律の兄、堂安 憂が2ゴールと結果を出し、チームに勢いをもたらしている。阪倉 裕二新監督の下で着実に調子は上向いており、今後の浮上も期待できる。群馬は現在、2連敗中。前節の試合は中止となったが、ここ2試合でゴールを奪えておらず、攻撃陣の奮起が求められるだろう。

盛岡はホームに相模原を迎える。ここ5試合で4勝と勢いに乗る。前節もC大23に競り勝った。攻撃力の向上が好調の要因であり、宮市 剛を頂点とする1トップ2シャドーの出来が、今節もカギを握りそうだ。一方の相模原も前節、秋田に競り勝ち調子を上げている。得点ランクのトップに立つジョン ガブリエルは今節も爆発するのか。そのパフォーマンスに注目が集まる。

F東23vsC大23のU-23対決も今節の注目カードのひとつとなる。F東23は6試合勝ちがなく、C大23も8戦未勝利と苦戦が続くが、前節は久保 建英、中島 元彦と期待のアタッカーがそれぞれ結果を出している。ライバル対決を制し、苦境から抜け出すのはどちらのチームか。若さあふれるアグレッシブな戦いに期待したい。

最下位に沈む北九州はアウェイでYS横浜と対戦。柱谷 哲二監督就任後に復調の気配を示しており、さらなる上昇気流に乗っていきたいところ。YS横浜は3戦未勝利と調子を落としつつある。高いボール支配率も保つものの得点力不足を露呈しており、フィニッシュワークの精度の向上が求められるだろう。

■各試合の見どころをチェック
盛岡vs相模原
YS横浜vs北九州
F東23vsC大23
群馬vs長野
秋田vs琉球
福島vs沼津
G大23vs鹿児島
富山vs鳥取
※藤枝は試合なし

 

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