明治安田生命J3リーグは10日に第13節の6試合が行われ、沼津と引き分けた鹿児島が首位の座を守った。
沼津の本拠地に乗り込んだ鹿児島は、悪天候の影響もあり、なかなか決定機を生み出せない。一方で相手にもチャンスを与えずスコアレスドローで終わったが、勝点1を加えて順位表のトップの座を堅持した。
アウェイで相模原と対戦した琉球は、12分に先制点を許すも、21分に和田 凌が同点ゴールを奪うと、31分に富樫 佑太が逆転ゴールを奪取。この一撃で勢いに乗った富樫は、怒涛のゴールラッシュを披露し、ひとりで4得点を奪う活躍を見せた。富樫の活躍もあり5-2と相模原を下した琉球は、勝点を21位に伸ばし、2位に浮上した。
須藤 大輔新監督が就任した鳥取は、33分に生まれたフェルナンジーニョのゴールを守り抜き、1-0で長野に勝利。新体制の初陣を白星で飾り、2連勝で4位に順位を上げている。
秋田とF東23の一戦は、両者決め手を欠き、スコアレスドローで終了。G大23は0-1で迎えた90+4分に一美 和成が同点ゴールを奪い、土壇場で引き分けに持ち込んでいる。
盛岡は谷口 海斗と谷村 憲一のゴールで、2-0と北九州に快勝。下位対決を制し、6試合ぶりに勝点3を手にした。一方、敗れた北九州は3連敗となった。
■試合データ
盛岡vs北九州
長野vs鳥取
沼津vs鹿児島
相模原vs琉球
秋田vsF東23
G大23vs福島