10日にFIFAクラブワールドカップ UAE 2017 準々決勝が行われ、浦和レッズは開催国のアルジャジーラに1-0で敗れました。
準々決勝後の浦和の選手・監督コメントです。
■堀 孝史監督
――今日負けて、レアル・マドリードなど世界の舞台で戦う経験がここで絶たれることについては?
「そういうチャンスに近づいていたと思いますが、そこは選手もそうですし、われわれを応援してくれるファン・サポーターの方も非常に残念に思っていると思います。なかなかこういう機会はないかもしれませんが、また次の試合に向けて、この結果を受け止めてやっていきたいです。」
――矢島 慎也選手をスタメン起用して、おそらくボールポゼッションをする展開を予想したと思うが、ここ最近はポゼッションをしているゲームほどうまくいっていないところがあるが?
「ボールポゼッションというよりも、攻撃の最後の部分のバリエーションを増やしたいと思っていました。今日の対戦相手に対して、サイドから攻撃をするという意図を持った中で、そういう起用をしました。」
――序盤からボールを持って攻撃できていた中で、最後で決めることができずカウンターで失点したが、今日の試合全体を振り返ってどのように感じているか?
「前半に1点でも取れていればと思いますが、それでも後半に入るときも、一瞬の隙を突かれて失点しないようにと伝えました。自分たちのミスから失点しまったところはあります。最後まで得点を狙っていましたが、うまくいかず本当に残念に思います。」
■森脇 良太
「(出場は)急きょですね。ベンチに座っていたので。休んではないけど、まあ急きょですね。」
――遠藤 航のアクシデントがあったからか?
「いや、分からないです。まだ聞いていないので。多分アクシデント以外、なかなか自分のポジションは出るチャンスが、途中からというのは難しいので、まあ準備はしていましたけど。」
――前半は浦和らしいプレーができたが?
「でも、もっともっとシュート打ちたいですよね、やっぱり。前半30分くらいに最初の決定機が浦和にありましたが、もうちょっとシュートシーンというのをバリエーション多く増やしたいなというのはありました。そういう最初のビッグチャンスが決まっていれば、また展開は違ったかもしれません。負けちゃいけない相手でしたね。」
■西川 周作
「前半から自分たちの方がボールを保持でき、行けそうな雰囲気はあったんですけど、行けそうで行けないというのが、本当にクラブワールドカップ、世界の大会のよくあることだと、前半は感じていた。逆に自分たちがボールを持っているときのほうが、ピンチになりやすいというか、そこはGKとしては、常に注意はしていた。相手も前から来るというよりは、引いて守るような形をとって、取ったら自分たちの背後を常に狙っていたので、試合の入り自体は悪くはなかったですけど、やっぱり少し前半は相手に合わせてしまった部分があるのかなと。後半はもっと攻撃的にサイドを使いながら、攻撃はできていたと思いました。チャンスはあったので、決め切れなかったというのは、チーム全体の悔しさですし、ピンチもそうない中で、あのパス1本でやられてしまったというのが、悔しいですね。」
■柏木 陽介
「まずは決定機を決められなかった。もちろん、慎三だけのせいじゃないけど、そういうチャンスを決め切れなかったというところと、ちょっとスタジアムの雰囲気、相手の入り方の緩さとか、そういう部分で、少しチームとしての油断が生まれたのかなという気はする
相手は完全に守ってカウンターしか狙っていない中で、カウンターでやられてしまうという。結局ボールは持てているけど、チャンスは作れないという、Jリーグの最終節、その前の試合みたいな感じになってしまっているという現状があったのかな。いや、それに比べたらチャンスがあったほうだと思うけど、その中で決め切れない。自分もそうやけど、ちょっと自己中心的なプレーも多かったのかなと、正直そういう気はしないでもないです。」
■試合データ
アルジャジーラvs浦和