ギラヴァンツ北九州は21日、DF西嶋 弘之選手が今季限りで現役を引退することを発表しました。
現在35歳の西嶋は、奈良育英高より2001年にサンフレッチェ広島に加入。その後ヴィッセル神戸、コンサドーレ札幌、徳島ヴォルティス、横浜FCでプレーし、北九州には2015年より在籍していました。
今季の明治安田生命J3リーグでは8試合・1得点の成績で、17年に渡る現役生活でJ1リーグ通算21試合・2得点、J2リーグ通算315試合・19得点、J3リーグ通算8試合・1得点を記録しました(2017年11月21日現在)。
クラブを通じて西嶋は「17年間、たくさんの人達のおかげでプロサッカー選手としてプレーすることができました。その時々で出会った多くの指導者の方、チームメート、スタッフ、どんな時でも応援し続けてくれたサポーターのみなさん、そして一番近くで励まし、助け、支えつづけてくれた家族。全ての人達に感謝の気持ちでいっぱいです。クラブ、チーム、サポーターが1つの目標を共に追い求め、スタジアムが一体となって勝利を勝ち取り、喜びを分かち合うあの瞬間が自分にとってかけがえのない幸せな空間でした。サッカーが色々なことを教えてくれました。たくさんの経験をさせてくれました。サッカーが自分というものをつくってくれました。これからはサッカー選手ではなくなりますが、人として、父親としてしっかりと人生を歩んでいきたいと思っています」とコメントしています。