明治安田生命J3リーグは、5日に第30節の8試合が行われ、首位の栃木が敗れた一方、富山に快勝を収めた秋田が2位に浮上。首位に勝点1差に迫っている。
アウェイで北九州と対戦した栃木は1点ビハインドで迎えた34分に菅 和範のゴールで追い付くと、前半終了間際に上形 洋介がゴールを奪い、逆転に成功。しかし、後半に入ると劣勢に立たされ、58分に水永 翔馬、71分に弓崎 恭平にゴールを奪われ、2-3と逆転負けを喫した。
前節まで2位の沼津はホームで相模原と対戦したが、決め手を欠いてスコアレスドローで終了。代わって2位に浮上したのは秋田。富山の本拠地に乗り込んだ一戦は、前半から押し気味に試合を進めると、田中 智大、古田 寛幸のゴールで2点のリードを奪う。後半に入っても勢いは止まらず、堺 俊暉、青島 拓馬がゴールを奪い、4-0と快勝を収めた。3連勝を達成した秋田は、沼津をかわして2位に順位を上げている。一方敗れた富山は、これで3連敗で、6位に転落した。
ホームで盛岡と対戦した鹿児島は、13分に生まれた谷口 功のゴールを守り抜き、1-0で勝利。連敗を2で食い止め、4位に順位を上げた。YS横浜とホームで対戦した琉球は、0-1で迎えた84分に田辺 圭佑のゴールで追いつくと、その4分後に田中 恵太が決勝ゴールを奪取。鮮やかな逆転劇で2-1とYS横浜を下し、5位に浮上した。
藤枝と長野の一戦は、遠藤 敬佑の2得点などで藤枝が4-2と快勝。C大23は小林 洵と米澤 令衣のゴールで、2-0と鳥取を下している。U-23チーム同士の対戦となったG大23vsF東23は激しい打ち合いとなったが、一美 和成の2ゴールなどで4-3とG大23に軍配。11試合ぶりの勝点3を手にし、最下位を脱出している。F東23は久保 建英に今季2ゴール目が生まれたものの、守備陣が踏ん張り切れず、6試合ぶりの黒星を喫した。
■試合データ
富山vs秋田
藤枝vs長野
沼津vs相模原
鹿児島vs盛岡
北九州vs栃木
G大23vsF東23
C大23vs鳥取
琉球vsYS横浜