秋田vs山形のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2024年6月30日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第22節 2024年6月30日(日)13:04KO ソユースタジアム
試合終了
00前半1
0後半2
18SH12
6CK3
9FK9
3
山形が5試合ぶりに勝利。それを大きく近づけた連続得点
秋田は前節・清水戦と同じスタメン。山形は前節・仙台戦から、累積警告で出場停止となる南 秀仁の替わりに髙江 麗央を起用した。
ファーストシュートは秋田。攻め上がった諸岡 裕人が梶谷 政仁からパスを受けてミドルシュートを放つ。これは枠を越えた。
一方の山形は、スピードのある両翼を走らせてチャンスを作ろうとする。それに秋田は両SBが粘り強く対応していく。
その中で、山形は左から右へのサイドチェンジで右サイドを突破してゴールに迫り、14分に先制する。ペナルティーエリア手前で良い位置取りをした國分 伸太郎がフリーになり、放ったループシュートがゴール左に決まった。
追加点を狙う山形はパスをつなぎながら秋田の陣形を揺さぶり、サイドを起点にシュートまで持ち込む。秋田はロングスローやCKのこぼれ球からゴールを狙うが、精度を欠いて得点には至らない。
山形は粘り強くセカンドボールを回収し、前がかりになった秋田の背後を突こうとする。
前半終了間際には秋田にチャンス。蜂須賀 孝治からのパスを受けた青木 翔大がワンタッチで強烈なシュートを放つ。しかし、良い流れからのシュートはGK後藤 雅明にセーブされた。
山形がリードして折り返した後半の立ち上がりは、そのアウェイチームが攻勢に出る。國分のクロスに安部 崇士が頭で合わせるも、強烈なシュートは枠を捉えられない。秋田は押し返せず、守備の時間が長くなる。
秋田は57分に前線を2人入れ替えると、推進力を取り戻して相手陣地で攻撃を組み立てるようになり、セットプレーを獲得。佐藤 大樹の右CKに河野 貴志が頭で合わせる。しかし、これはゴール手前でDFにはじき返される。
すると、山形が追加点を挙げる。70分、後藤 雅明のキックを高橋 潤哉が落とし、そのボールを拾った坂本 亘基がドリブルで独走。GK圍 謙太朗との1対1を制した。
さらに山形は73分、右サイドを突破したイサカ ゼインのクロスを坂本がワンタッチで決めた。
その後、スコアは動かず。攻守がしっかりと機能した山形が無失点で5試合ぶりの勝利をつかんだ。
[ 文:竹内 松裕 ]