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[ 2013年 今年の漢字:熊本 ]
新たにチームを率いることになった吉田靖監督が掲げた攻撃的なスタイルは、確かに魅力的なもの。だが、昇格争いに加わりJ1昇格プレーオフに進出するべく、確実に勝点を積み上げていく現実的な戦い方にはこれが直結せず、とくに今季は先制しても終盤に失点したり、あるいはそのまま耐えれば引き分けることができたようなゲームで逃げ切れない展開が多かった。
シーズン途中に吉田前監督の後を引き継ぐ形で就任した池谷友良監督代行は、最低でも勝点1を取ることを意識づけ。しかしG大阪、神戸、千葉など、個の能力の高い選手が揃ったチームとの対戦では1点を失ってから大きく崩れることもしばしばで、失点はリーグワースト3となる70を記録。
そうしたチームとしての勝負弱さ、ひいてはメンタルも含めた「脆さ」が露呈したシーズンだったと言える。
Text by 井芹貴志
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◆ほかのクラブの「今年の漢字」をチェック!2013年12月12日(木)