[ 仙台：地震後 初チーム練習 ]
まだ被災地では多くの生活物資が不足する中、全体練習再開初日のピッチ脇には、飲料水や各種用具がこれまでと変わらずに整然と並んでいます。またこの日は、仙台が他のクラブと異彩を放つ要素の一つである、本当に多くの取材メディアの姿がありました。
リーグ再開までにチームは、4月以降、千葉と埼玉でのミニキャンプを行うなど、まだ完全に通常体制に戻るのは先になりそうですが、それでもクラブには着実に、「日常」が戻りつつあります。
ですがチームは、この日常が決して「当たり前のもの」ではないことを、今日までの様々な出来事で知ったはずです。そして、日常に対する感謝の気持ちが、この先の戦いにおいて、必ずやクラブの力に変わると思います。
また、個人的な感想で恐縮ですが、その中に身を置かせて頂いている身として、クラブの周囲にこうした「日常」が戻ってきたことの喜びを、この日は改めて感じました

◆今後のクラブの活動予定などはベガルタ仙台公式サイトをご覧ください。

2011年3月29日（火）：仙台市内　泉パークタウンサッカー場