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2014FIFAワールドカップブラジル 視察を終えて(14.06.26)

世界中が熱狂する2014FIFAワールドカップブラジル大会ですが、日本代表チームは残念ながらグループステージを突破することはできませんでした。ここまで熱い声援を送っていただいた日本中の皆様に心より感謝申し上げます。
海外のリーグで研鑽を積む選手をこれまでで最も多く擁した日本代表チームですが、世界の壁を超えることは容易なことではありませんでした。Jリーグのレベルアップ、JFAと連携した育成システムの充実、スタジアムを始めとする環境整備など、世界の強豪国同様、私たちは歩みを止めず力を尽くしていかなくてはなりません。

今回、ブラジル視察を終え、あらためてサッカーが世界につながるスポーツであることを実感しました。決勝トーナメントに進んだ多くの国の選手たちが、ピッチの上で一流のサッカーを楽しむ喜びに溢れていたことは、多くの皆様が目にされたことと思います。日本代表にも、世界の檜舞台で最高の相手と思いきりプレーする喜びを表現してもらいたい、そのためのサポートは惜しまないと強く心に誓い帰国の途につきました。
加えて、現地に暮らす方々がスポーツを心から楽しむ姿にも多く触れました。日本全国に広がったJクラブとともに、日本中にスポーツを楽しむ土壌が広がっていくよう努力してまいります。

ワールドカップは残り約2週間となりました。決勝の舞台に勝ち上がるのはどの国か。サッカーを愛する皆様には、世界中を虜にしてやまないワールドカップの魅力を最後まで存分に味わっていただきたいと思います。
そして、7月中旬からはJ1リーグ戦が再開します。Jリーグに所属する選手たちも、そして再び世界の舞台で挑戦し続ける選手たちにも、ぜひひたむきな熱いプレーを期待します。

私たちの新しい挑戦はすでに始まっています。決して諦めることなく前進してまいります。
引き続き、日本サッカー、Jリーグに熱い声援を送っていただけますようお願い申し上げます。


公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
チェアマン 村井 満


以上
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