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AFC U-16選手権2012予選 第5戦(vsベトナム)マッチレポート、監督・選手コメント(11.09.23)

マッチレポート

2011年9月22日(木)16:00キックオフ(現地時間)
ラオス/ビエンチャン(ラオスナショナルスタジアム)

U-15日本代表 5-2(前半1-1) U-15ベトナム代表


引き分け以上で予選突破が決まる予選リーグ最終戦。逆に勝てば3位通過の可能性が残るベトナム相手に、開始早々1分に失点する。立ち上がり、猛攻を仕掛けてくる相手に序盤は主導権を握られるものの、リズムよくボールを回し徐々にペースを掴む。前半35分、右サイドバックの水谷(清水エスパルスJr.ユース)の楔のボールを阿部(カティオーラFCU-15)がワンタッチで中村(スポーツクラブ岐阜VAMOS)へ。ゴール中央でフリーになった中村が、落ち着いてゴール左隅に流し込み、同点に追いつき前半を終える。

後半立ち上がり、右サイドを突破した中村のクロスを小林(ヴァンフォーレ甲府Jr.ユース)がスライディングで押し込み、勝ち越しに成功する。その後、中村がこの日2点目となるゴールを決め3−1とするも、ベトナムも粘りを見せてくる。63分ベトナムの前線からのプレッシングからボールを奪われ、この日2失点目を喫する。日本も慌てずボールを回し、チャンスを窺う。左サイドで得たFKを北川(清水エスパルスJr.ユース)がゴール前へ。GKがファンブルした所を酒井(アルビレックス新潟ユース)が豪快に押し込み点差を広げる。中村は72分にもゴールし、2試合連続のハットトリック。チームの予選突破に花を添えた。勝点を12に伸ばし、2位韓国を退け予選を1位で通過。


■試合後コメント

吉武博文監督
―今日の試合を振り返って
立ち上がり1分での失点が後半途中まで選手の足を重くし、苦しい戦いとなった。しかし、持久力という武器を使って、徐々にペースを掴み、結果的には5−2という差になった。時間帯やピッチ内の地域でのプレーの選択に課題が残った。本大会までには修正したい。

―苦しい予選を1位で通過できました。グループリーグを統括し
結果的には楽勝に見える試合も、勝敗的には紙一重で苦しい5戦であった。しかし、本大会への切符を掴んだことで、『良い体験』となった。選手達は、国内では味わえない緊張感や生活環境・気候・ピッチ状況に触れられ、今後大きく成長することを願っている。

―AFC選手権2012に向けてどの様な準備を進めますか?
更なる選手の発掘と共に、(イメージを合わせてアクションを起こす=共鳴)共鳴というコンセプトをチーム全員で共有できるよう、遠征やキャンプを利用し落とし込みたい。

小林岩魚選手
―初先発でしたね。いかがでしたか?
素直に嬉しかったです。今まで練習してきた事をすべてピッチで出そうと思いユニホームを着ました。

―2点目のゴールを決めました。どの様なお気持ちですか?
練習でやってきた形で、イメージ通りに相手の嫌がる危険な所に入って行けたので良かったです。

―1点先制されて苦しい展開でしたね?
早い時間帯だったので、慌てずサッカーを使用と心掛けました。なるべく相手のコートでボールを保持することや、個人としては(左ワイドトップなので)、相手のディフェンスラインを下げる事を意識してプレーしました。

―苦しみながらも予選突破できましたね。
予選突破は嬉しいですが、これからもAFC選手権・ワールドカップと続くので、メンバーに残れるよう、日々のトレーニングに励んで行きたいと思います。

―応援してくれたサポーターに一言お願いします。
応援ありがとうございました。これからも自分達のスタイルで“やっていても見ていても楽しいサッカー”が出来るように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。

以上
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