ベガルタ仙台より呼びかけられていた"物資提供及び仕分け作業協力"を、大宮アルディージャとして、ファン・サポーターの皆様、サポートスタッフの皆様、アルディージャ後援会の皆様とともに協力させていただきましたので、その模様をご報告しいたます。
大宮アルディージャでは、被災された皆様への支援を「長期的」かつ「継続的」に行っていくべく、様々な活動をしておりますが、支援物資の提供をフロントスタッフへ呼びかけ、個人で提供できるもの、クラブで提供できるものを集めました。
また、スポンサーの皆様のご協力を頂きながら、多くの物資が集まりました。仙台での物資仕分け作業にも参加できるスタッフを募り、サポートスタッフの皆様、後援会の皆様、その他有志の皆様から28名の参加が決まりました。
3月27日(日)朝4:30NACK5スタジアム大宮にオレンジ色のチームバスが到着します。大宮アルディージャのファン・サポーターの皆様から集められた支援物資をバスに積み込みます。そして、5:00に支援物資を積み込んだバスはNACK5スタジアム大宮を出発しました。
これらの支援物資は、前日3月26日(土)15:00にNACK5スタジアム大宮へ東北地方太平洋沖地震にて被災された方への支援したいと熱い思いを持った大宮アルディージャサポーターの皆様によって、集められた約1,700点の物資です。集められた物資は種類ごとに箱詰めし、わかりやすく表示を取り付けられています。この活動は"サッカーを愛する人にできること"の活動(各クラブのサポーターグループや著名人が賛同している支援活動)へ賛同した大宮アルディージャのファン・サポーター有志によ行われました。
東北自動車道は復旧してはいるものの、地震の影響で速度規制などがあり、ユアテックスタジアム仙台に到着したのは約5時間後でした。ベガルタ仙台の告知により集まった多くのボランティアの皆様とともに、大宮アルディージャから参加した皆様も運搬や仕分け作業を手伝いました。
予定されていた物資が集まったところで、宮城県石巻市へ物資を届けるため、大宮のチームバスで運搬することとなり、名古屋サポーターの皆様とともにユアテックスタジアム仙台を後にしました。
16:00、各避難所への物資供給の拠点となっている石巻市総合運動公園石巻フットボール場へ到着しました。2008年6月29日にサテライトリーグでベガルタ仙台と対戦した時の試合会場であった芝のピッチには、物資を集めるテントが張られ、物資を運搬するトラックの乗り入れにより、泥だらけになっていました。全国各地から集められた物資は、自衛隊の皆様の手によって、各避難所へと届けられます。
23:00、チームバスは大宮駅へと到着し、参加者一同事故なく今回の活動を終えることができました。ご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。
大宮アルディージャでは、被災された皆様の支援を継続的に行ってまいります。引き続き、ご協力頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上