◆佐々木監督コメント
この予選リーグは素晴らしいチームがそろっていました。苦戦した中で最後、強豪イングランドに勝てたことは次の選手のステップアップにつながると思いました。結果的に決勝トーナメントに行けなかったことはいずれにしても同じグループに素晴らしチームがいたということ。この大会に来る前にDFラインの選手が3人ケガをしてしまって、なんとか選手に頑張ってもらってたんですけど、バランスが悪かったところもあった。斎藤(あかね)と小林(海咲)の2人は、まだ本調子ではないがケガが多少よくなってきたので、今日思い切って最終ラインに起用しました。いつダメになっても交代するという気持ちでいました。日頃からDFをやっている選手ですので、機能していたと思います。
(ナイジェリア対メキシコの情報について)テクニカルと情報はとりつつ、ドローになったという経過を踏まえて、向こうの経過はともかく我々のゲームには専念させていました。イングランドとの戦いで勝利することが選手にとっては重要だった。ただドローになったときにまだピッチに出てない選手たちをピッチに出してやりたいということで、時間稼ぎではなくて、最後に選手をピッチに送り出しました。
今回我々は良い状態じゃなかったというのはDFラインの選手がそろわなかったことと私のジャッジミスがあったんだと思っています。チームと勝敗はともかく、一戦一戦準備しながら選手たちは良い経験をしたので、次につながると思います。
◆熊谷選手コメント
めちゃめちゃ苦しい大会でしたけど、今日の試合は悔いはありません。自分たちでやれることは全部やった。最後の失点はいらなかったけど、きちんと2ゴール差をつけてシナリオ通りに勝つことはできた。決勝トーナメント進出という結果はついてこなかったけど、イングランドに対してこれだけできたのは自信につながったと思います。今日は、後ろでユニットで引いたときにも守り切れていました。いつもは真奈(岩渕)が点を取ってくれてて、今日は岩渕が(点に)絡んで、別の選手が点を取れた。いいところが出たと思います。もちろん、正直に言ってこれだけの試合をして、上(決勝トーナメント)に行けないというのは悔しくてたまりませんが、次につながる大会になったと思います。
◆岸川選手コメント
今日の試合は集中していました。ボランチが2人とも攻撃に上がってしまうとキツイと後ろからも言われていましたし、監督からも攻撃に人数を増やすのも大切だけど、リスクマネージメントもきちんとするように言われてました。これまでもなかなか流れの中から点を取れなかったので、セットプレーからの得点も狙っていました。アジアの予選は怪我で行けなかったので、今大会は選ばれたかった。予選に出ることができなかった分、積極的にプレーしようと思っていました。個人的には課題と戦える部分がみつかってよかったと思ってます。
◆岩渕選手コメント
試合前から、自分たちで判断しながら、悔いが残らないようにやろうねって言っていた中で3点取って勝てたことは本当に良かったと思います。今日の試合に限っては本当に悔いはないし、勝ちで終われてよかったなと。チームとしては出し切れたけど、自分としては本当にまだまだだなって感じた試合でもありました。足元に入ったボールはあんまりないし、受けれなかったので、個人的には悔しさは残ります。次につなげられるようにしたいです。
以上