Jリーグは、Jリーグの将来像を、下記の通り定めることに決定しました。
これは、財団法人日本サッカー協会(以下JFA)によって設置された「Jリーグ将来構想委員会」によって提案され、2008年度第3回Jリーグ理事会(6月)および2008年度第4回JFA理事会(7月)にて承認されました。
【J2リーグの将来像】
1.J2リーグのクラブ数を、22まで増やす。
a. J2が19クラブになった翌シーズンに入会できるクラブ数は、22から逆算して定める。
※ この場合もJFL4位以内など、一定の成績条件を設ける。
2.J2リーグが22クラブになったシーズンから、J2とJFLの入替制度を導入する。
a. JFLからJ2へ最大3クラブが昇格(入会)し、同数のクラブがJ2からJFLへ降格(退会)する。 入替戦またはプレーオフ等は実施しない。
b. JFL所属クラブは、 Jリーグが別に定める入会条件を満足しない場合、JFL順位に関わらず昇格(入会)できない。
c. J2からJFLへ降格したクラブは、Jリーグ会員資格を失う。
3.J2リーグが18クラブになったシーズンから、J1とJ2の入替戦を廃し、リーグ戦成績をもって昇降格要件とする。
a. J2からJ1へ最大3クラブが昇格し、同数のクラブがJ1からJ2へ降格する。
b. J2クラブは、リーグが別に定めるJ1昇格基準を満足しない場合、J2順位に関わらず昇格できない。
4.全国で100以上のJリーグを目指しうるクラブが活動することを、将来目標とする。
a. Jリーグを目指しうるクラブとは、活動拠点(クラブハウスとグラウンド)を持ち、自立して法人格を持ち、スポーツを通じて地域に貢献するクラブ。
b. 上記のクラブが成立するために、全国のリーグ戦が整備される必要がある。
付記:JFAが並行して検討する事項
1. JFLの活性化、およびJ2から降格したクラブへの支援施策。
2. 地域リーグの、構造検討を含む、活性化。
3. JFL以下のリーグ構造の、検討および決定プロセス。
以上