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5/17浦和戦 サポーターグループ処分について そして「安全で快適なスタジアムづくり」を目指して(08.06.21)

5/17浦和戦にてスタジアムに試合を観戦に訪れたファンの皆様に対して、また直接被害に遭われたファンの方へ、今回の不祥事を改めて心よりお詫び申し上げます。

Jリーグが掲げる「安全で快適なスタジアムづくり」において、今回の浦和戦での不祥事は起こしてはならない事件であり、一般ファンの方が、サポーター同士の争いに巻き込まれ、被害を受けるということは言語道断、決してあってはならないことです。
試合を楽しみに観戦に訪れたファンの方、そして社会全体に、Jリーグ観戦を「不安」と感じさせてしまったことについて、ガンバ大阪は全力で信頼回復に努めていきたいと思っております。
今回Jリーグからの制裁については浦和レッズ、ガンバ大阪の当該チームだけではなく、Jリーグ各チームに対しての警鐘であり、今後絶対にこのようなことがあってはならないという意味から今回の制裁を真摯に受け止めております。

ガンバ大阪として事件後より不祥事を起こしたサポーターグループと話し合いの場を持ち続け、水風船を相手チームサポーター席へ投げ込んだ実行者は、「BB  sez TOKYO」というグループ名で活動を行っているガンバ大阪サポーターグループであり、グループに所属する実行者2名の永久入場禁止と「BB sez TOKYO」の解散に至りました。
また、「Black and Blue Squad(通称:BB)」というグループ名のガンバ大阪サポーターグループについては、今回の不祥事の責任の一端を担う形で自主的に解散するという結論に達し、ガンバ大阪はこれを承諾致しました。
クラブとして制裁金、そして該当者の永久入場禁止と該当グループの解散、登録サポーターグループの1つが自主解散という形で今回の不祥事については「けじめ」をつけさせていただきましたことを皆様にご報告させていただきます。

今後の試合運営に関しましては、ホーム側の運営に任せるだけではなく、アウェーチームも自チームサポーターに対しての警備体制を整え、ホームチーム側と連携して進める必要があると感じております。今後のガンバ大阪のホームゲームでは、自主警備強化はもちろん、警察の協力を得ながらの試合運営を行い、ガンバ大阪の「目に見える行動」にてサポーターの皆様に告知し、様々なルールを認識して頂き、ご協力をお願いしたいと思っております。
また、今後は「ガンバ大阪登録サポーター」制度を見直し、グループ全員の名簿の提出をはじめとした様々なルールを制定し、新たにスタートいたします。登録サポーターグループとのコミュニケーションを更に強化して図ることにより、彼らと一緒に、また一般ファンの皆様と共に「安全で快適なスタジアム」の実現に向けて歩んでまいりたいと思います。

6月25日からはJリーグが再開されます。「安全で快適なスタジアムづくり」は、やはり観戦に来られるサポーターの皆様のご協力なくしては得られません。ぜひ、Jリーグ及びJリーグ各チーム、そしてガンバ大阪が掲げるスタジアムルールを守って頂き、入場時のスムーズな荷物チェックなどにもご協力を賜りますようお願い致します。

「安全で快適なスタジアム」を目指して。
一度失った信頼を回復することは簡単なことではありませんが、ガンバ大阪は全力で「安全で快適なスタジアム作り」を心がけ、『スポーツ界の常識』は『世間の非常識』と言われないよう、ホーム・アウェーでの運営体制の改善、改革を実施し、ガンバ大阪がJリーグの先頭を切って率先して取り組んでいくことをお約束致します。
皆様のご理解、ご協力を心よりお願い致します。

皆様が万博に、そして各アウェー会場に安心してご来場いただけるよう、万全の体制にて皆様のご来場をお待ちしております。

ガンバ大阪

以上
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